2017明治安田生命J1リーグは首位・鹿島アントラーズと、2位・川崎フロンターレの2チームが優勝争いを繰り広げている。第33節を終え、残すは最終戦のみとなった。
鹿島は11月26日に行われた明治安田生命J1リーグ第33節で柏レイソルと対戦。勝てば優勝が決まる一戦だったが、スコアレスドローで終了。優勝を決めることができなかった。一方の川崎Fは、11月29日に行われた第33節の浦和レッズ戦を1-0で勝利。この結果、首位の鹿島は勝ち点「71」、2位の川崎Fは同「69」と、両者の勝ち点差は2に縮まっている。
これにより、J1優勝争いは12月2日に行われる最終節ですべてが決定する。鹿島は最終戦で勝てば無条件で優勝が決定するが、引き分け以下の場合は、川崎Fの結果次第。仮に川崎Fが勝利した場合は、鹿島は引き分けで終えたとしても勝ち点が「72」で並び、得失点差で勝る川崎Fに優勝を譲ることになる。
一方で、ACL出場権は3チームが確定。首位の鹿島、2位の川崎Fに加えて、第33節でヴィッセル神戸を下したセレッソ大阪が勝ち点を「63」に伸ばし、4位の柏レイソルとの勝ち点差を「4」に広げ、3位を確定させた。なお、ACL出場権は天皇杯優勝チームにも与えられる。
天皇杯準決勝にはC大阪、神戸、柏、横浜F・マリノスが残っており、仮にC大阪が優勝した場合は4位にもACL出場権が与えられる。最終戦まで4位フィニッシュの可能性が残るのは、4位柏、5位ジュビロ磐田、6位横浜FMのみ。
9位の神戸は、天皇杯で優勝しない限り、ACL出場権を獲得できない。
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■優勝の条件
ホーム&アウェイ方式による2回戦総当たりリーグ戦を行い、最も多くの勝ち点を獲得する。
■ACL出場権獲得の条件
リーグ3位までに入賞、あるいは天皇杯で優勝する。天皇杯優勝チームがリーグ3位以内だった場合は、リーグ4位が出場権を得る。
■J1リーグ順位(優勝の可能性があるクラブ)
1位:鹿島アントラーズ(勝ち点71、得失点差22)
2位:川崎フロンターレ(勝ち点69、得失点差34)
■鹿島アントラーズの今後のリーグ戦日程
12/2 ジュビロ磐田(ヤマハ)
■川崎フロンターレの今後のリーグ戦日程
12/2 大宮アルディージャ(等々力)
■セレッソ大阪の今後のリーグ戦日程
12/2 アルビレックス新潟(デンカS)
■柏レイソルの今後のリーグ戦日程
12/2 サンフレッチェ広島(柏)
■横浜F・マリノスの今後のリーグ戦日程
12/2 浦和レッズ(埼玉)
■年間順位の決定
リーグ戦が終了した時点で、勝ち点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。ただし、勝ち点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定する。
1.得失点差
2.総得点数
3.当該チーム間の対戦成績(イ:勝ち点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)
4.反則ポイント
5.抽選
※抽選は、J2降格チームの決定等、理事会が必要と判断した場合のみ実施される。
