“鬼軍曹”マガトが食野所属ハーツ新指揮官に立候補？スコットランドでの仕事熱望、すでにCVも提出

“鬼軍曹”として知られるフェリックス・マガト氏が、食野亮太郎が所属するハーツ指揮官の座を狙っているようだ。イギリス『エディンバラ・イブニングニュース』が報じている。

ハーツは先日、成績不振を理由にクレイグ・レヴェイン監督を解任。暫定的にオースティン・マクフィー氏がチームを指揮しているが、依然として正式な新指揮官は決まっていない。

『エディンバラ・イブニングニュース』によると、バイエルン・ミュンヘンやヴォルフスブルクなどで指揮を執り、3度のブンデスリーガ優勝を誇るマガト氏がハーツの新指揮官に立候補した模様。すでにクラブオーナーのアン・バッジ氏に履歴書を提出したようだ。

マガト氏だけではなく、新指揮官候補には30名以上の指揮官の名前が浮上しており、熾烈な競争が予想される。しかし、ドイツ人指揮官はここまで下位に沈むハーツを立て直し、セルティックとレンジャーズの2強と渡り合えるようなチームに導くことができると自信があるようだ。

またマガト氏は、サラリーに関するオファーを提示していないようだが、同指揮官がフラムやドイツのビッグクラブ、中国の山東魯能などで受け取っていた金額よりもかなり低額になることが予想される。それでも、指揮官とともにスポーティングディレクターとして働くことも視野に入れているようだ。

昨年にはアレックス・マクリーシュ監督の後任としてスコットランド代表の指揮官に申し込み、さらに2015年にはレンジャーズと面談を行うなど、マガト氏のスコットランドでの仕事に対する思いは相当なもののようだ。

まもなく決まることが予想されるハーツの新指揮官。厳しいトレーニングで知られる“鬼軍曹”の思いは届くのだろうか。