平成29年度第96回全国高等学校サッカー選手権大会が12月30日に開幕する。
高校サッカー選手権は、若手の登竜門という意味合いを持つ。特に、歴代の大会得点王は、Jリーグクラブへ加入し、中には日本代表として活躍している選手も輩出している。最近では、第87回大会(2008年度)得点王のFW大迫勇也(鹿児島城西/現ケルン)や、第90回大会(2011年度)得点王のFW浅野拓磨(四日市中央工/現シュトゥットガルト)が、日本代表に定着している。
そのほか、第79回大会(2000年度)の大久保嘉人(国見/現川崎フロンターレ)、翌大会の柴崎晃誠(国見/現サンフレッチェ広島)、第86回大会(2007年度)の大前元紀(流通経済大柏/現大宮アルディージャ)といった選手たちも、高校サッカー選手権で得点王を獲得。
さらに古くは、第62回大会(1983年度)で得点王になった武田修宏氏(清水東/現解説者)、第62回大会(1983年度)得点王の黒崎久志氏(宇都宮学園/現指導者)といった名前も挙げられる。
Jリーグが開幕した1993年以降の得点王は以下の通り。
第72回大会(1993年度)野見山秀樹(鹿児島実)
第73回大会(1994年度)森崎嘉之(市立船橋)
第74回大会(1995年度)吉原宏太(初芝橋本)
第75回大会(1996年度)北嶋秀朗・日下亮(ともに市立船橋)
第76回大会(1997年度)金古聖司(東福岡)河村優(藤枝東)
第77回大会(1998年度)林丈統(滝川第二)
第78回大会(1999年度)石黒智久(富山第一)
第79回大会(2000年度)大久保嘉人(国見)
第80回大会(2001年度)柴崎晃誠(国見)片桐淳至(岐阜工
第81回大会(2002年度)平山相太(国見)
第82回大会(2003年度)平山相太(国見)
第83回大会(2004年度)山下真太郎(鹿児島実)糠谷祐真(前橋商)福士徳文(盛岡商)
第84回大会(2005年度)迫田亮介(鹿児島実)
第85回大会(2006年度)小室俊之(作陽)
第86回大会(2007年度)大前元紀(流通経済大柏)
第87回大会(2008年度)大迫勇也(鹿児島城西)
第88回大会(2009年度)山本大貴(ルーテル学院)
第89回大会(2010年度)樋口寛規(滝川第二)
第90回大会(2011年度)浅野拓磨(四日市中央工)
第91回大会(2012年度)小屋松知哉・仙頭啓矢(ともに京都橘)
第92回大会(2013年度)渡辺仁史朗(富山第一)長谷川覚之(神戸弘陵)
第93回大会(2014年度)大田賢生(星稜)高沢優也(流通経済大柏)田場ディエゴ・中村恒貴(ともに日大藤沢)河野翔太(日章学園)君垣隆義(米子北)坂本和雅(聖和学園)
第94回大会(2015年度)村上光樹(帝京第三)
第95回大会(2016年度)鳴海彰人(青森山田)
