日本代表は30日、8月31日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 オーストラリア戦に向けた前日練習を、決戦の地・埼玉スタジアム2002にて実施した。トレーニング後、FW大迫勇也(ケルン/ドイツ)が翌日の試合へ意気込みを語った。
「コンディションは悪くないですよ」
そう話す大迫は、7月下旬にチームの練習試合で右足首の靱帯を負傷。招集が危ぶまれたが、驚くべき回復を見せ、メンバー入りを果たした。
「最初、ケルンのドクターには無理って言われたんです。でも、治療して、ドイツにも日本人のトレーナーさんがいるので、その人にお願いして。そうしたら思っていたよりも治りが早くて。みんなビックリしたんじゃないですか?」と復活をアピール。
「すごくいろいろな人に支えられて戻ってこれた。メディカルスタッフの人たちにはすごく感謝しているし、その人たちに喜んでもらえるように良い結果を出すことが責任でもあるので」と支えてくれた人たちに感謝を述べた。
さらに、代表では1トップのポジション争いにも注目が集まっている。ポジションを争う岡崎慎司には良い刺激をもらっているようだ。
「常にオカさんからはいい刺激を受けているので。見習うべきところはすごくありますし。ただ、代表のポジションは監督が決めることなので、そこはお互いが常にいい刺激を受けたり与えたりしていくことで、成長できると思う。試合に出たほうがそういう循環を作っていければいいと思う」
日本代表はこのオーストラリア戦で勝てばW杯出場が決まる。明日に控えた決戦については「自然とモチベーションを上げてくれるというか、子供の頃から見ていた舞台なので。それにブラジルで何もできなかった自分がいたので、その借りを返したいという思いがすごくあるので。自分の手でつかみ取りたいですね」と力強く語った。
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