ドルトムントは25日、ブンデスリーガ第13節でシャルケと対戦する。「レビアダービー」と呼ばれる伝統の一戦に、MF香川真司は先発での出場が見込まれているようだ。
151回目を迎える、同じルール地方に本拠を置くチーム同士によるダービーマッチ。ホームの5位ドルトムントが、2位シャルケを3ポイント差で追う状況の中、伝統の一戦を迎える。
ドルトムントは、ピーター・ボス監督の進退もかかっているという重要な試合を前に負傷者が続出中。MFマルコ・ロイス、DFウカシュ・ピシュチェク、DFエリック・ドゥルム、MFセバスティアン・ローデが依然として戦線を離脱しており、ブンデスリーガ前節のシュトゥットガルト戦ではMFクリスティアン・プリシッチとDFソクラティス・パパスタソプーロスが欠場。さらに、21日のチャンピオンズリーグ・トッテナム戦(1-2)では、GKロマン・ビュルキとDFダン=アクセル・ザガドゥが負傷交代した。
ケガ人が相次ぐ中、ボス監督はビュルキ、プリシッチ、ソクラティスの3人は前日のテストの結果次第で出場の可否を決めると明かしている。
満身創痍ドルトムントだが、香川はクラブ公式が発表した先発予想に名を連ねている。MFマリオ・ゲッツェとMFユリアン・ヴァイグルとともに、4-3-3の中盤の一角を務めることになりそうだ。
香川は、これまで“レビアダービー”を9試合経験しているが、敗れたのは2014-15シーズンのアウェイ戦のみ。これまで4ゴールを挙げており、シャルケはブンデスリーガで最も得点を奪っている相手だ。
ドルトムントはここ11試合でわずか2勝、直近公式戦3連敗と泥沼に陥っている。28歳の日本人MFは、“お得意様”相手に最悪の状況にあるチームを救えるだろうか。「レビアダービー」は、日本時間25日23:30、「シグナル・イドゥナ・パルク」でキックオフを迎える。




