日本代表MF香川真司はボルシア・ドルトムントと新たな3年契約を結ぶことになりそうだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ドルトムントとの現行契約が2018年までとなっている香川について、クラブのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は度々選手側との契約延長に向けた交渉に入っていることを示唆してきた。今回の『ビルト』の報道でも、同SDによる次のようなコメントが伝えられている。
「もちろん我々はシンジとの契約延長を目指しているよ。彼は我々の下で印象的なスタッツを残し、いつも違いをつくれるんだ。それに、彼はプレッシャーがあってもパフォーマンスを出せることを証明してきた」
同紙では“ファンのダーリング”と形容される香川はドルトムントでは公式戦181試合に出場し、54ゴール43アシストをマーク。2020年までの新契約でクラブと合意し、それが8月半ばのブンデスリーガ開幕節前に発表されるとのこと。
また6月の代表戦で左肩を脱臼し離脱中の同選手の状態についてツォルクSDは「医師たちに確認したが、シンジには保存療法による治療を受けることになった」と言及。現在東京でリハビリを続けている香川を「アジアツアーの途中で拾うつもりだよ」とも明かしている。
一方で『キッカー』は、香川はチームが来日した際に契約延長が発表されるのではないかと予想。日本代表選手が母国でドルトムントとの新契約の締結が伝えられた場合、最大限の注目を見込めるとの見解が述べられた。


