ドルトムントに所属するMF香川真司がブンデスリーガ前半戦を終え、22日に帰国した。
香川は2017年を振り返り、「いい年だったと思います」と話し始める。さらに、ここ3試合は毎回ゴールに絡むなど好調をキープしている。しかし、香川に浮かれた様子は全くない。
「結果がついてきただけですね。今年はコンディションもいいですし、それに結果がついてきているだけだと思います。やるべきことを継続して結果っていうものを残していければ、チームとしても個人としてもさらに上にいけるという手応えを感じたので、2018年も目に見える数字を残していければいいと思います」
また、監督交代についても言及。ドルトムントは12月、成績不振によりピーター・ボス監督を更迭し、ペーター・シュテーガー監督を招聘した。シュテーガー体制では3試合すべてに先発している香川は、手応えを感じているという。
「改めてチームみんなに対して緊張感が流れましたね。その中で僕自身は良いスタートを切れましたし、同時に監督の信頼も感じています」
「あと半年でワールドカップ」と口に出し、残された時間は長くないと認める香川。代表とワールドカップについては「常に視野に入れながら、2018年も目に見える数字を」と力強く語った。最高の形で2017年を締めくくり、新年の幕開けを待つこととなる。


