2018-01-28-shinji-kagawa(C)Getty Images

香川真司が2戦連発弾で好調アピールも…ドルトムントは3試合勝利なし/ブンデスリーガ第20節

■ブンデスリーガ第20節 ドルトムント 2-2 フライブルク

ドルトムント:香川(10分)、トリャン(90+3分)

フライブルク:ペテルセン(21分、68分)

ブンデスリーガ第20節が27日に行われ、ドルトムントとフライブルクが対戦した。

香川真司は公式戦8試合連続の先発。ペーター・シュテーガー監督の信頼をがっちりつかむ。また、移籍の可能性などによりメンバー外となっていたピエール=エメリク・オーバメヤンが先発に戻ってきている。

試合は早々に香川の足によって動く。右サイドからの仕掛けによって混戦でボールが中央へ舞う。そこで待っていた香川が宙に浮いたボールを右足でバイシクルボレー。ゴール左へ突き刺し、ドルトムントが先制に成功する。

しかし、リードは長く続かない。ドルトムントの左サイドバック、ジェレミー・トリャンの裏を狙われると、ニアへのクロスにニルス・ペテルセンが反応。速いクロスを巧みにニアで合わせ、GKロマン・ビュルキの頭上を抜く。

その後、アウェーのフライブルクがやや押し返し、前半はタイスコアで折り返す。後半からゴンサロ・カストロに代えてマリオ・ゲッツェを投入。その影響で香川はやや右寄りにポジションを移す。

後半も香川を中心に攻め立てたドルトムントだが、ミスを突かれてしまう。ビルドアップでヌリ・シャヒンにミスが出ると、ペテルセンがハーフラインをやや越えたところからロングシュート。これがビュルキの頭上を越して、ネットを揺らした。

ボールを支配し、最後まで攻め続けたドルトムントは試合終了間際になんとか同点に追いつく。クロスを跳ね返されたところを、トリャンがボレーシュート。強烈なシュートがGKの股を抜いて、待望の同点弾が生まれた。そのまま試合は2-2で終了。両チームの選手が顔を下に向け、結果に不本意な様子を示している。なお、ドルトムントは3試合連続の引き分けとなった。香川はフル出場している。

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