2019_9_4_shinji_kagawa2(C)Mutsu KAWAMORI

香川真司が引っ張るサラゴサ、オビエドと2-2ドローで唯一無敗を継続…1試合未消化ながら3位をキープ

29日のリーガ・エスパニョーラ2部第8節、サラゴサは敵地カルロス・タルティエレでのオビエド戦を2-2のドローで終えた。日本人MF香川真司は7戦連続で先発出場を果たし、82分までプレーしている。

スペインの名門クラブの一つ、オビエドのホームに乗り込んだサラゴサ。ビクトール・フェルナンデス監督は再び香川をトップ下とする4-3-3システムをしようして試合に臨んだが、開始2分にいきなり失点を許してしまう。オビエドのこの試合2回目の攻撃、左サイドから簡単にグラウンダーのクロスを入れられ、オルトゥーニョにシュートを決められた。

いきなり平手打ちを食らった格好のサラゴサは、ここから攻勢を仕掛けてオビエドを自陣に押し込む。攻撃の中心となったのは、やはり香川だ。チーム内の誰よりも大きな身振り手振りと声でパスを指示し、自らが受けようとする際には囮となり、さらに実際にボールを受けた際には2部に似つかわしくない高い技術から攻撃を構築していった。

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そんな香川は28分、自ら決定機を手にする。味方とのワン・ツーからペナルティーエリア内右に侵入。そのままシュートに持ち込んだが、惜しくもGKチャンパグに阻まれている。

絶好の決定機を逸したサラゴサだったが、36分にはペナルティーエリア内でルイス・スアレスがテヘラに倒されてPKを獲得。これをL・スアレス自身が決め切って、スコアをタイに戻している。L・スアレスは今季リーガ2部5得点目となった。

同点に追いついて前半を終えたサラゴサだが、55分にまたも失点。ペナルティーエリア内でのアティエンサ のファウルを取られて今度はPKを献上してしまい、オルトゥーニョにこの試合2点目を決められてしまう。だがオルトゥーニョが今季リーガ2部トップの7得点目を決めれば、66分にL・スアレスが6点目をマーク。コロンビア人FWはポンボのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入し、チャンパグをあざ笑うループシュートでもってネットを揺らした。

試合はその後、サラゴサがボールを保持して、オビエドが鋭い速攻を仕掛ける展開に。サラゴサはオビエドの速攻への対処に苦慮し続け、これを受けたビクトール・フェルナンデス監督は82分に最後の交代カードを切り、香川を下げて本職左サイドバックのラスレを中盤に配置している(SNS上などでは香川を下げることに納得がいかない意見が散見された)。

その後も激しい攻防を繰り広げられた試合は、結局新たなゴールが生まれぬまま試合終了のホイッスル。フエンラブラーダ戦延期のために1試合未消化のサラゴサは、今季成績が4勝3分けとリーガ2部で唯一無敗を維持し続け、首位カディスと勝ち点4差、2位アルメリアと勝ち点2差で3位をキープしている。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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