ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司がシャルケ戦後、取材に応じている。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。
ドルトムントは1日、ブンデスリーガ第26節でシャルケと対戦。敵地に乗り込んでのルールダービーは、香川のアシストからピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで先制に成功するも、シャルケがワンチャンスを生かして、1-1に終わっている。香川は試合を以下のように振り返った。
「代表(戦)明けで、みんなコンディションにバラつきがあるのは分かってましたし、その中でのダービーということで体の準備というよりは、精神的に良い状態で入ることを意識しました」
「前半はなかなかチャンスをつくれなかったですけど、スペースが生まれ出してきた後半にしっかりとゲームをコントロールし、先制点を取れました。相手のフィジカルやセットプレーの流れが警戒するところかなと、試合の流れを見ながら感じていましたが、その流れでやられてしまったので、そう簡単に勝てないのかなと感じましたね」
続けて、追加点を取るチャンスを逸し続けたのがドローという結果になったことを認め、「2点目を取れるチャンスがたくさんあった中で、取れなかったのが何よりこういう結果につながったと思います。試合の振り返りをしてもしょうがないですし、結果は結果なので。ただ、それくらい負けに等しいというか、やはり勝たないといけない試合だったと感じています」と悔しさをにじませた。
■自分自身の“チャレンジ”でアシストを記録
一方で、自身の出来に関しては一定の満足感を示した香川。「体の重さ」があったことを認めつつ、このように話す。
「体の重さはありましたし、その中でどこまでやれるかというのは自分自身のチャレンジでもありました。試合は90分あるということを試合前から言い聞かせながら、後半、やはりスペースが空いたり、相手(の体力が)落ちた中で主導権は握れたと思います。2点目、3点目のチャンスがあったのでそれを決めないとこういう戦いになるんだなと感じましたね」
アシストの場面については「うまい形に(ウスマン)デンベレが出してくれたので、僕はシュートの選択肢もありましたけど、オーバがフリーで空いていたので、冷静に判断できたのかなと思っています」と振り返った。
ダービーに勝ちきれなかったことで「すごく落胆している」とした香川は、今後の意気込みについては代表戦明けに「まずは1勝したい」と前向きに語っている。
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