ドルトムントMF香川真司は、自身の年俸の1%を寄付する『Common Goal』への参加を、自身のブログで表明した。
『Common Goal』とは、マンチェスター・ユナイテッドMFフアン・マタが立ち上げたチャリティープロジェクトで、給料の1%を寄付し、サッカーを通じて社会に貢献していこうとする選手発信の慈善活動である。現在は立ち上げたマタの他、バイエルン・ミュンヘンDFマッツ・フンメルスやユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニ、女子アメリカ代表FWアレックス・モーガンらが参加を表明し、徐々にその輪は広がりつつある。
以前からこの活動に興味があったという香川。そんななかで、マンチェスター・U時代にチームメイトであったマタから、『一緒に世界の人々の為に活動をしないか?シンジが興味を持ってもらえるなら、詳しく話がしたい!』というメッセージを受け取ったという。
「僕の中では即答でした。何か一緒にやらしてくれって!」と、詳細はまだ詰められていないが、すぐさま参加の意思表示をしたようだ。
アジア人としては初参加となった日本代表MFは、世界中の選手が自ら発信してチャリティ活動をやっていくことは重要だと感じているようだ。
「日本人として、またアジア人としてもスポーツやサッカーを通じてこの様な活動ができる事。世界中にスポーツで知り合った仲間がいる事。そしてその仲間を通じて活動ができる事は素晴らしいと感じています」
「サッカーは僕にたくさんの事を教えてくれますし、今でも数多くの事や希望や考え方を示してくれています。サッカー選手である以上、ピッチの上でプレーする事も大事ですが、その他の時間にやれる事はあると思います。少しずつ、今自分にできる事から進めていこうと思う中で、今回このチームに参加する事ができ、本当に良かったと感じます」




