2017-10-21-kawasakif.jpgGetty Images

首位・鹿島が横浜FMに敗れる…3連勝の2位川崎Fとの勝ち点差は2に縮まる/J1リーグ第30節

21日に明治安田生命J1リーグ第30節の8試合が行われ、首位の鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに敗れた。

横浜F・マリノスのホーム・日産スタジアムに乗り込んだ鹿島アントラーズは、開始14分までに2点を先行される苦しい展開に。それでも、前半終了間際に山本脩斗のゴールで1点を返すと、66分には植田直通のヘッドが炸裂。試合を一気に振り出しに戻す。しかし、74分に遠藤渓太に勝ち越しゴールを決められ、2-3と敗戦。今季8敗目を喫した。

その鹿島を追う2位の川崎フロンターレは、アウェイでサンフレッチェ広島と対戦。40分に相手GKのミスから谷口彰悟が先制点を決めると、前半アディショナルタイムに三好康児の強烈なミドルで追加点を奪う。さらに、終盤の85分には小林悠の2試合連続ゴールも飛び出し、3-0で広島を下した。これにより、首位鹿島と2位川崎Fの勝ち点差は5に縮まった。

以下に続く

セレッソ大阪はホームにヴァンフォーレ甲府を迎えた。5分に杉本健勇の2試合連続ゴールで先制すると、後半にも再び杉本がゴールを奪取。2-0の完勝を収めて2連勝を飾った。大宮アルディージャと対戦した柏レイソルは43分にハモン ロペスのゴールで先制に成功したが、後半アディショナルタイムに大宮のマテウスに直接FKを決められ、ドローで終わっている。

負ければ降格が決定するアルビレックス新潟は、アウェイでジュビロ磐田と対戦。25分にホニのゴールで先制点を奪取するも、39分にセットプレーから失点。しかし、前半終了間際にホニのクロスから河田篤秀が合わせて勝ち越し。後半に入るとこう着状態が続き、試合はそのまま新潟の1点リードで終えるかと思われたが、後半アディショナルタイムタイム、磐田は再びセットプレーから最後はアダイウトンが決めて同点。結局試合は2-2の引き分けに終わっている。新潟は引き分けたものの、他会場の結果を受けて今節での降格は免れている。

サガン鳥栖はビクトル イバルボとキム ミンヒョクのゴールでヴィッセル神戸に逆転勝ちを収めた。神戸はルーカス ポドルスキがリーグ戦5ゴール目となる先制弾を挙げたが、痛恨の逆転負けを喫している。北海道コンサドーレ札幌はジェイの2試合連続2ゴールの活躍でFC東京に2-1で勝利。4試合無敗とした。ベガルタ仙台と清水エスパルスの一戦は両者最後まで得点を奪えず、スコアレスドローに終わっている。

試合結果は以下の通り。残り1試合の浦和レッズvsガンバ大阪は22日に行われる。

明治安田生命J1リーグ第30節

10月21日
ベガルタ仙台 0-0 清水エスパルス
大宮アルディージャ 1-1 柏レイソル
セレッソ大阪 2-0 ヴァンフォーレ甲府
ヴィッセル神戸 1-2 サガン鳥栖
サンフレッチェ広島 0-3 川崎フロンターレ
ジュビロ磐田 2-2 アルビレックス新潟
FC東京 1-2 北海道コンサドーレ札幌
横浜F・マリノス 3-2 鹿島アントラーズ

10月22日
浦和レッズ vs ガンバ大阪

広告