2019-12-05-miyaichi(C)Getty Images

首位撃破に貢献の宮市亮、年内最終戦での出来に満足「自分のベストパフォーマンス」

ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリは21日に行われた第18節でアルミニア・ビーレフェルト相手に3-0で快勝。3ゴール目をアシストした宮市亮は、今シーズンでは「自分のベストパフォーマンスだったと思います」と大きな手応えを得ている。

前節ではヴェーエン・ヴィースバーデンを3-1で下して9試合ぶりの白星を獲得していたザンクト・パウリ。後半戦の1戦目には2部首位のビーレフェルトを迎え、前半25分までにオランダ人FWヘンク・フェールマンが2ゴールを奪うと、54分には右サイドで出場した宮市のクロスからFWビクトル・ギョケレスがチーム3点目をマークし、今季初の連勝を果たした。

地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』は「リョウ・ミヤイチは35.12キロと2部最速のプレーヤー。日本人選手はこの信じられないほどのスピードを活用できない試合が多過ぎたが、ビーレフェルト戦は違った」とスピードスターの復活を指摘。同選手の試合後のコメントも紹介した。

以下に続く

「この1週間良いフィーリングでしたし、特にフィットネスに関しては良い感触を得ていました。それに難しい状況に置かれていることを知っていたので、みんなもすべてを出し切らなければならないという意識を持ってやれました」

宮市は立ち上がりのボールタッチを通じて徐々にリズムを掴んだようだ。「すごく自信になり、エネルギーになりました。自分はHSV(ハンブルガーSV)戦も良かったですが、今シーズンに限って言えば自分のベストパフォーマンスだったと思います」とコメント。「ただ、みんなも本当に上手くやっていたし、チームパフォーマンスが素晴らしかったです」とも話している。61分には自身最大の好機を迎えるも相手GKの好セーブに遭ったことについては「そうですね。あれは残念でしたが、僕はそれでも満足しています」と冷静に受け止めている。

宮市は『モルゲンポスト』に対して、弟の宮市剛(いわてグルージャ盛岡所属FW)が初めて現地で試合観戦したことも明かしており、同紙はそれも好パフォーマンスにつながった可能性を指摘。また「ここで落ち着いて、新しい1年に向けて準備したいと思います」と、今年のウィンターブレイクは帰国せずに、家族とともにザンクト・パウリが所在するハンブルクで過ごす予定だとも話している。

なお、ドイツ誌『キッカー』は宮市のビーレフェルト戦でのパフォーマンスを「2」とチーム2位タイの評価を与え、さらに第18節のベストイレブンに選出した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ  ┃ 料金体系→こちらへ  ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説  ※
【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

Goal-live-scores
広告