23日に明治安田生命J1リーグ第27節の9試合が行われた。
首位の鹿島アントラーズは、ガンバ大阪に先制を許すも、前後半のアディショナルタイムにゴールを決めて逆転勝利。残留ラインを挟むサンフレッチェ広島とヴァンフォーレ甲府はともに勝利を収めた。
14位の北海道コンサドーレ札幌は、最下位のアルビレックス新潟と対戦。45+7分にMF早坂良太のゴールで先制し、56分にFWヘイスが追加点を決める。追う新潟は、FW河田篤秀の2ゴールで、2-2の引き分けとした。新潟は15試合勝ちなし。
清水エスパルスは0-1で迎えた84分、8試合ぶりに出場したFW鄭大世のゴールで追いつく。しかし、広島は、後半アディショナルタイムにFWパトリックとMFフェリペ・シウバのゴールで突き放す。アウェイの広島が3-1で清水を下した。広島は5試合負けなし。
浦和レッズとサガン鳥栖と対戦は、1分にFW田川亨介のゴールで鳥栖が先制する。スコアの変わらぬまま時計が進むが終盤、一気に試合が動く。74分に浦和DFマウリシオが同点ゴールを決めると、鳥栖は再び田川のゴールで勝ち越す。しかし、85分に浦和MF武藤雄樹のゴールが決まり、試合は2-2の引き分けに終わった。浦和は2戦連続の引き分け。
柏は攻撃陣が爆発し、MF武富孝介の2ゴールを含む4得点を記録。FC東京の反撃をFWピーター・ウタカの1点に抑え、4-1で柏が勝利を収めた。柏は9試合負けなし。
ジュビロ磐田は、MF中村俊輔の直接FKで先制に成功すると、28分にはMFムサエフが追加点。大宮は48分にパスワークからMFマテウスがゴール決めるが、反撃もここまで。磐田が2-1で大宮を下した。大宮は5試合勝ちなし。
甲府はFWドゥドゥが11分に先制点を挙げると、再びドゥドゥが49分にゴールを挙げる。横浜F・マリノスは58分に1点を返すが、GK飯倉大樹がドゥドゥを倒してしまいPKを献上。これを甲府FWリンスに決められる。Jリーグ初出場のMFイッペイ・シノヅカが90+5分にゴールを決めるも、同点ゴールは生まれず。甲府が3-2で横浜FMを下した。甲府は7試合ぶりの勝利。
鹿島は、7分に失点を喫するも、45+3分にMFレアンドロが押し込んで追いつく。このまま引き分けかと思われた90+2分、CKから鹿島DF植田直通が値千金のゴール。G大阪は先制点を守り切れず、1-2で鹿島に逆転負けを喫した。鹿島は5連勝。
ベガルタ仙台は、FW石原直樹とMF野津田岳人のゴールで2点を先行。74分に1点を返されるも、77分にFKからDF椎橋慧也が、90分には途中出場のFW野沢拓也がゴールを決めた。アウェイの仙台が4-1でセレッソ大阪から勝利を収めた。C大阪は2連敗。
ヴィッセル神戸と川崎フロンターレは、ともに譲らずスコアレスで前半を終了。終盤、互いに選手交代で好機をつかもうとするも、ゴールは生まれず。試合はスコアレスドローに終わった。
試合結果は以下の通り。
明治安田生命J1リーグ第27節
9月23日
コンサドーレ札幌 2-2 アルビレックス新潟
清水エスパルス 1-3 サンフレッチェ広島
浦和レッズ 2-2 サガン鳥栖
柏レイソル 4-1 FC東京
ジュビロ磐田 2-1 大宮アルディージャ
ヴァンフォーレ甲府 3-2 横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ 2-1 ガンバ大阪
セレッソ大阪 1-4 ベガルタ仙台
ヴィッセル神戸 0-0 川崎フロンターレ
