U-22 日本代表FW食野亮太郎がプレーするスコットランドプレミアリーグのハーツは現地時間7日、ドイツ人のダニエル・シュテンデル氏を新監督に迎えたことを発表した。
成績不振が続いたハーツは10月末にクレイグ・レヴェイン氏の更迭に至ると、同氏の下でアシスタントを務めていたオースティン・マクフィー氏が暫定的に指揮を執ることに。フェリックス・マガト氏などが新指揮官に立候補したとも伝えられた同クラブだが、最終的には同じくドイツ人のシュテンデル氏を2年半の契約で迎えた。
現在45歳のシュテンデル氏は、現役時代にハノーファーやザンクト・パウリなどでプレーした元プロ選手。ハノーファー下部組織で長年監督を務め、2016-17シーズンは初めて同クラブのトップチームを率いた。2018年夏にはバーンズリーの監督に就任すると、同チームをイングランド3部から2部に導くも、今年10月には成績不振で解任されていた。
なおレヴェイン体制のハーツではスタメン出場が続いていた食野だが、マクフィー暫定体制の下では7日のマザーウェル戦を除くリーグ戦はすべてベンチスタート。シュテンデル新監督が12チーム中10位に低迷するチームを立て直せるのか、そして食野の起用法にも注目したいところだ。
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