Vincenzo Montella Milan RijekaGetty Images

「頭に来ていた」モンテッラ、逆転勝利を喜ぶもボヌッチを叱咤激励

ミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラは試合終了間際に勝利をつかみ、胸をなでおろした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が28日、伝えている。

ミランは、ヨーロッパリーグ(EL)初戦で5-1と大勝を収め、最高のスタートを切った。そして28日、EL第2節でリエカ(クロアチア)と対戦。アンドレ・シウバらのゴールで2点をリードするが、終了間際に追いつかれてしまう。しかし、売り出し中のFWパトリック・クトローネが起死回生の勝ち越し弾を挙げて3-2で勝利した。

格下相手にホームでの引き分けムードが漂う中、劇的な形で勝利を収めたことで、チームが再び成長することができたとモンテッラは考えている。

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「選手たちが勝利をもたらしてくれた。チームは大きく1歩成長することができた。言葉にできないほど喜んでいるよ。この試合、相手は攻撃的だった。序盤にもう少し上手くやれたはずだ。パフォーマンスが落ちることがあるが、何が原因なのか突き止めなければならない。もしかしたら気が緩み過ぎていたのかもしれないね」

「チームは成長している。これからも成長しなければならないし、そのためにここにいる。このような形で勝てたことで大きな経験を手にすることができた」

一方、1失点目のシーンでミスを犯した主将のDFレオナルド・ボヌッチについては、「ボヌッチには少し頭に来ていた。彼が1番のベテランだし、主将なのだから、試合運びをもう少し上手くコントロールすべきだった。だがこれは愛のある叱責だ」と、叱咤激励した。

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