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「韓国に来たらやり返す」荒れた南北対決。暴言、肘打ちが横行…韓国側の怒り収まらず

29年ぶりに平壌で行われた北朝鮮代表と韓国代表の一戦は、後味の悪い結果となってしまったようだ。『朝鮮日報』によると、韓国サッカー協会(KFA)が17日に取材陣に限って公開した90分の試合映像には暴言、肘打ち、悪質なタックルといった生々しい様子が収められていたという。

15日に行われたカタールW杯アジア2次予選、平壌の金日成競技場での南北対決においては、北朝鮮側が、韓国メディアやファンの訪朝を認めず、唯一入国が認められた選手団に対しては携帯電話やタブレットといった電子機器の持ち込みを制限。TV中継もなく、さらには無観客で試合を行うなど、多くの問題が生じた。

そうした北朝鮮側の不誠実な対応に激怒したKFAは、18日にAFC(アジアサッカー連盟)へ北朝鮮の処分を求める抗議文書を伝達。騒動は収束する気配すらない。

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韓国『朝鮮日報』によると、17日に公開された試合映像には、北朝鮮選手による「暴言、肘打ち、悪質なタックル」といったラフプレーがあったと伝えた。同日にKFAの公式Youtubeチャンネルに公開されたハイライト映像には、両チームがもみ合いになるシーンも見られた。

さらに、同メディアは「ピッチの北朝鮮選手たちとベンチの北朝鮮スタッフたちが叫ぶ声しか聞こえてこなかった」とし、これについて「審判団は何度も注意したものの、北朝鮮ベンチは叫ぶのをやめなかったため、審判は前半33分ごろに試合を一時中断し、ベンチに行って注意した」ことを明かしている。

韓国代表のソン・フンミンが帰国後のメディア対応で「(試合のことは)あまり思い出したくない。メンバーがケガをせず戻って来られたことだけでも収穫と思えるほど」と話せば、試合中に北朝鮮選手に顔を殴られたというファン・インボムは「韓国に来たらやり返す」と怒りが収まりきらない様子だったという。

最後に遠征に同行したKFAのチェ・ヨンイル副会長は「(北朝鮮の選手たちは)肘を振り回し、膝を当ててきた。過去にこんなサッカーは見たことがない。もはや戦争のようだった」と振り返り、北朝鮮の蛮行を厳しく追求している。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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