非常事態宣言のスペイン、レアル・マドリーの選手たちが自宅待機を求める「どんな選手も一枚岩にはかなわない」

先に非常事態宣言が出されたスペインで、レアル・マドリーの選手たちが自宅待機を訴えている。

レアル・マドリーはフットボール及びバスケットの選手たちの動画メッセージを公開。その中でフットボールチームの主将DFセルヒオ・ラモスは、同クラブのレジェンド、故アルフレド・ディ・ステファノの名言を口にしながら、家にとどまり新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐという戦いに臨む必要性を訴えた。

「僕たちの愛するアルフレド・ディ・ステファノは『どんな選手も一枚岩にはかなわない』と言った。今だって同じだ。僕たち全員がチームであり、全員が参加意識を持たなくてはいけない。方法はとても簡単だ。家に残ろう。責任は僕たち一人ひとりにある。ぼくは家にいるよ」

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レアル・マドリーはS・ラモスのほか、DFマルセロ、DFラファエル・ヴァラン、FWカリム・ベンゼマらのメッセージも公開。いずれも「この試合は家で行われる。全員が責任を背負っている。僕は家にいるよ」との言葉を口にした。

なお新型コロナウイルスの感染者が7753人、死者が288人にのぼるスペインでは現在、仕事や生活必需品の購入以外の用事で、外出することが制限されている。

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