ニースに所属するFWマリオ・バロテッリが難民保護施設を訪れ、人種差別撤廃を訴えた。バロテッリが26日、インスタグラム上で報告している。
ニースの27歳FWは、故郷であるブレシアの難民保護施設、聖リッカルド・パンプーリ・センターを訪問。難民申請中の若者らと夕食を共にしたほか、写真撮影の要請にも応じ、ファンサービスを行った。
その後バロテッリはインスタグラムを更新し、難民保護施設への訪問を報告。自身もピッチ上で猿真似のチャントやブーイングを受け、人種差別の被害に遭った経験を持つことから、難民らに向けられる差別意識の根絶を訴えた。「スポーツはあらゆる人種差別や偏見に打ち勝つことができる。パンプーリの皆さん、ありがとう。ここには知られざる人たちや物語が存在する」と綴った。
バロテッリの訪問を受けたパンプーリセンターもフェイスブック上で、「彼が来て、若者たちにプレゼントをくれました。ありがとう、スーペル・マリオ!」と述べ、アフリカにルーツを持つ地元出身のスターに感謝した。


