Edinson Cavani Neymar PSGGetty Images

険悪ムードのパリSG、PK騒動発端のダニエウ・アウベスが仲裁に動く

パリ・サンジェルマンのDFダニエウ・アウベスが夕食会を企画し、PKキッカーを巡って対立したFWネイマールとFWエディンソン・カバーニの仲裁を行ったようだ。フランス紙『レキップ』が伝えている。

リヨン戦ではアウベス自身もフリーキックの際、カバーニからボールを奪い、非難の的となった。亀裂の生まれたロッカールームの関係修復に向け、アウベスは口論となった2選手のほか、パリSGのチームメート全員を夕食会に招き、チームの団結を図ったという。

23日のリーグ・アン第7節モンペリエ戦を控えた21日の記者会見では、ウナイ・エメリ監督がPKキッカー問題について言及している。しかし誰がキッカーになるかは依然として明らかにされていない。

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「チームには蹴れる選手が何人も所属している。誰が1番手、2番手になるかは私が決める。選手たちに話をして、統計も見たがネイマールもカバーニもキッカーになる可能性がある。誰が1番かは重要ではない。ゴールを決めることが重要だ。だが誰が1番で2番かはまず私から選手たちへ伝えるのが先だ」

そんな中、『ガゼッタ・デロ・スポルト』はネイマールの商業的価値を指摘し、ピッチ上でもその序列が反映されるのではないかと指摘している。元バルセロナのスターの加入により、今シーズン、パリSGはスタジアム収容率が平均98%ほどに上昇した。またテレビ視聴者も大幅に増加している。チャンピオンズリーグ初戦セルティック戦の視聴者は昨シーズンのアーセナル戦と比較すると12%アップした。またわずか1カ月ほどでブラジル人選手のユニフォームの販売数は12万枚を記録しており、パリSGにおけるネイマールの影響は絶大と見られる。チーム事情にどれほど影響を及ぼすのか、今後も注目されるところだ。

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