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降格の磐田が強化体制を一新…鈴木政一氏が強化本部長に就任!服部年宏氏は退任

ジュビロ磐田は9日、服部年宏強化本部長が今シーズン限りで退任し、来季より鈴木政一氏が強化本部長に、鈴木秀人氏が強化部長に就任することを発表した。

磐田は今季の明治安田生命J1リーグで開幕から低迷。6月30日の第17節・川崎フロンターレに敗れたあとに名波浩監督が辞任。後任には鈴木秀人氏がヘッドコーチより昇格したが、リーグ戦5試合1勝4敗と立て直せず。わずか1カ月半で退任した。

その後は小林稔ヘッドコーチの暫定指揮を経て、スペイン人のフェルナンド・フベロ監督を招へい。ラスト5試合は3勝2敗と持ち直したが、33節の時点でJ2降格が確定。最終節ではヴィッセル神戸に大敗し、クラブ初の最下位でシーズンを終えていた。

33節の名古屋戦後に代表挨拶を行った小野勝社長は「我々のJ2降格が決定してしまいました。クラブを代表して大変申し訳ありません」と謝罪し、「来年必ずJ1に戻ってまいります」と誓ったものの、ヤマハスタジアムには「このクラブの強化の責任はどこにあるのか」という横断幕が掲げられ、社長のスピーチに対しては終始大ブーイングが鳴り響いていた。

退任する服部氏は現役時代、磐田の黄金期を築いたひとり。13年の引退後に磐田の強化部長に就任。17年からは強化本部長を務めていた。新たに強化本部長に就任する鈴木政一氏は現役時代、磐田の前身であるヤマハ発動機サッカー部でプレー。現役引退後は磐田の監督として02年の完全優勝を達成。その後はAC長野パルセイロの強化本部長、日本体育大学サッカー部監督、アルビレックス新潟の指揮官などを歴任していた。

また、強化部長に就任する鈴木秀人氏も現役は磐田一筋でプレー。09年の引退後はアカデミーのコーチ、監督などを経て15年よりトップチームのヘッドコーチに就任。今年7月に名波監督の辞任により、指揮官に昇格したものの、1カ月半で退任していた。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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