レアル・マドリーのシャビ・アロンソ監督がFWロドリゴについて語った。20日、『ESPN』が伝えた。
ラ・リーガ開幕戦でオサスナと対戦したレアル・マドリーは1-0で勝利したものの、この試合でロドリゴに出番は訪れず。この一件について指揮官は「あれはたった1試合だ。3カ月経っても出場時間が取れないなら、それはそれで違う」と口を開いた。
「何も起こっていない。クラブワールドカップは、大会の規模が違い、状況が違っていた。でも、これはたった1試合だった。クラブワールドカップはもう過去のものになる。本当に重要なのは今シーズンだ。もちろん、ロドリゴには期待している。たった1試合だし、今後はあまり予測する必要はない」
2019年にサントスからレアル・マドリーへ加入したロドリゴ。これまで同クラブでは公式戦270試合に出場し、UEFAチャンピオンズリーグ優勝などに貢献したが、今夏に行われたFIFAクラブワールドカップでは、3試合の出場に留まっていた。
シャビ・アロンソ監督は「もし3カ月後に彼がその(不足している)出場時間数を維持できれば、より確信を持って言えるだろう。しかし、今日は試合の状況と、私が(彼を起用しないという)決断をしたという状況だっただけだ」と、ロドリゴへの信頼を強調した。
なお、24歳のロドリゴにはマンチェスター・シティやアーセナル、リヴァプールといったプレミアリーグの強豪クラブが興味を示しており、レアル・マドリーは移籍交渉に最低でも8000万ユーロを要求しているという。
報道によれば、まだ正式なオファーこそ届いていないというが、今後の動向に注目が集まる。


