■ブンデス第22節 フランクフルト 4-2 ケルン
フランクフルト:レヴィッチ(15分)、ルス(59分)、ファレッテ(65分)、ヴォルフ(67分)
ケルン:テロッデ(57分、74分)
ブンデスリーガ第22節が10日に行われ、フランクフルトとケルンが対戦した。
フランクフルトのMF長谷部誠は公式戦7試合連続の先発。一方、ケルンのFW大迫勇也はベンチ外となった。
試合は15分に動く。フランクフルトが右サイドをコンビネーションで崩すと、ルカ・ヨヴィッチが抜け出す。グラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドでマークを外したアンテ・レヴィッチが楽々と押し込み、ホームのフランクフルトが先制点を手にする。
この日も最終ラインに入った長谷部は、安定したボール回しに加え、シュートブロックでも身体を張るシーンが目立ち、前半の安定した試合運びに貢献。ポゼッションも6割を超え、1点をリードして後半へと折り返す。
後半に入って直後の57分、長谷部がシモン・テロッデを倒してPKを献上。これをシロッデが決め、ケルンが同点に追いつく。
しかし直後の59分、フランクフルトがFKから勝ち越す。DFマルコ・ルスがニアで巧みなヘディングを見せ、再び勝ち越す。さらに65分には、またもセットプレーからこぼれ球をDFシモン・ファレッテが押し込んで、追加点。その1分後にも、度々セットプレーから好機を演出してきたマリウス・ヴォルフが自らの右足でネットを揺らして4点目を奪う。
それでも、ケルン加入以来好調をキープするテロッデが、またもセットプレーから頭でネットを揺らし、1点を返す。
しかし、守備面で不安を見せるケルンを攻め立てるフランクフルトは、終盤でビッグチャンスを得続ける。ケルンGKティモ・ホルンに忙しい時間が訪れたものの、なんとか耐え抜いたが、攻撃陣は最後方の奮闘に応えられず、2-4で終了している。
長谷部は公式戦7試合連続のフル出場。フランクフルトは今年7試合で5勝目を挙げている。




