長谷川アーリアジャスール、名古屋の攻撃的スタイルに早くもフィット「自分たちのサッカーできた」

名古屋グランパスのMF長谷川アーリアジャスールが、移籍後初先発のゲームを振り返った。

2018明治安田生命J1リーグ第1節、ガンバ大阪対名古屋グランパスが24日、パナソニックスタジアム吹田で行われた。試合は激しい打ち合いの末、同点の84分に新加入のFWジョーが勝ち越しゴールを挙げ、名古屋が3-2で勝利を収めた。

今オフに大宮アルディージャから名古屋へ完全移籍加入し、初戦で先発起用されたMF長谷川アーリアジャスールは、87分に交代で退くまで積極的に攻撃参加し続けた。勝ち点3をたぐり寄せたジョーの勝ち越しゴールも、起点となったのは長谷川だ。

終始“縦”の意識を持ち続けた長谷川は、「俺と（和泉）竜司は結構前を向けるシーンもありましたし、相手ゴール横の嫌なところを何回も使えてた」と、チーム内で機能していた実感がある様子。「ガンバ相手に自分たちらしい攻撃的なサッカーができたというのは良かったんじゃないかな」と納得の表情を見せた。

「ただ、取られ方で裏に抜けられて、そこから危ないシーンが何回もあった。失点のシーンも含めて、まだまだ改善できるところはあると思う。満足せずに、まだ始まったばかりなので、しっかりやっていけばいいかな」と気を引き締めていた。

名古屋は次節、3月3日にジュビロ磐田を迎えてホーム開幕戦を行う。