浦和レッズの日本代表MF長澤和輝が、クラブ・ワールドカップを終えて悔しさとともに今季を振り返った。
浦和は12日、クラブ・ワールドカップ5位決定戦でウィダード・カサブランカと対戦。打ち合いの末、3-2で勝利し、5位で大会を終えた。この試合に先発した長澤だったが、初戦のアルジャジーラ戦では出番がなく、悔しさを露わにしている。
「アジアチャンピオンズリーグ(ACL)からクラブ・ワールドカップに来て、勝ちたかったですが、残念な結果に終わりました。最後は勝てましたが、僕個人としてはかなり悔しい大会になりました。(初戦で)ピッチに立てなかったのは自分の力不足ですし、周りに目を向けるのではなく、自分に目を向けて、次に生かして自分の良さを出せるようにしていきたいです」
長澤は2017年に浦和へ復帰し、ミハイロ・ペトロヴィッチ時代は出番がなく、現在の堀孝史監督体制となってからチャンスを手にした。そこから日本代表にまで上り詰めるなど、まさに激動のシーズンをこう振り返っている。
「やり続けたことが結果につながって、初の代表でしたし、ACLのタイトルも獲れました。出られない時期もあって、出られるようになってと激動の1年でした」
さらに、改善点として「こういう大会で結果を残せなかったので、全員で見つめ直してやっていかないといけません」と話している。
