日本代表DF長友佑都は、本田圭佑のインサイドハーフでのプレーに手応えを感じているようだ。
日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦。試合は先制点を奪われるも、長友のアシストから今野泰幸が得点を挙げ、1－1で終えた。長友は後半から出場していた本田が相手DFを引きつけることで、同点弾に一役買っていたと説明。さらに、本田のインサイドハーフ起用が日本代表にとっていい流れを持ち込んでいたと話す。
「代表で初めてなのか分かんないですけど、チームに左利きがいるっていうことで、やっぱり僕の左サイドからしたら、左サイドにサイドチェンジができる分、すごいやりやすかったですね。1人だけでも左足の選手がチームにいるっていうのは大きな武器になると言うか、また違った展開が生まれるなっていうのは圭佑が入ってからは感じました」
一方で、本田が中盤でプレーしたことは完全に予想外だったと明かしつつ、どのような動きを見せるか、ピッチの中で長友も楽しみにしていたようだ。
「インサイドハーフに入ったので、どんなプレーをするんだろうっていうのは楽しみだったし、むしろあそこ極めたらあいつ面白いことになるんじゃないかなって個人的には思います。前めのポジションもいいですけど、サイドハーフのポジションで起点を作ってタメを作って時間ができる分、周りの選手もまた上がれるし、ディフェンスからのプッシュアップもできるし、なんか良さがすごいチームとしても生きるんじゃないかなっていうのは感じました」
インサイドハーフとしてのプレーに慣れている香川真司が離脱した今、現在そのポジションは空席となっている。本田はヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとって興味深い選択肢になれたのだろうか。その答えは13日のイラク戦で明らかになりそうだ。
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