日本代表は29日、8月31日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 オーストラリア戦に向けたトレーニングを、決戦の地・埼玉スタジアム2002にて実施。トレーニング後、インテルDF長友佑都が試合のポイントを語った。
26日のローマ戦で後半に左太腿裏の張りを訴え、自ら交代を要求していた長友だが、「問題ないです。痛みも大丈夫です」と語り、出場へ意欲を見せた。
勝てばW杯出場が決まる重要な一戦を迎える日本代表。長友はオーストラリア代表について「フィジカルが強くて高さもあると言われていますけど、彼らはすごい繋いでくるので全然蹴ってこない。技術もしっかりしてるし、フィジカルもあって高さもあってなかなか難しい相手だなと思います」と警戒感を示した。
勝敗を分けるポイントについては「全てですけど、やっぱり中はフィジカルもあって硬いので、サイドが勝負になるなというのは個人的には思っています。相手のフォーメーション的にもサイドで数的優位を作って攻めていけたら。そこで勝負に勝てれば試合を優位に進められるんじゃないかなと思います」とサイドからの崩しをポイントに挙げた。
さらに「相手は3バックなので、やっぱりその裏だったり、速いカウンターの攻めっていうのはかなり効いてくるんじゃないかなと思う。まあまあ前から行くだけじゃなく、わざと引いて、相手を来させて、ショートカウンターという戦いもあるのかなと。そういう自分たちの経験とかもね、やっぱり頭使いながらやらないと、フィジカル勝負では勝てないかなと思います」と相手を想定した戦い方についても言及。
これまで幾度の大一番を戦ってきた長友。ホームでの決戦について「やっぱりホームなので、勝たなければいけないですし、前から行くっていう気持ちはもちろん常に持って、アグレッシブに行くって気持ちは常に持ってます。その気持ちだけが先行して結局、前と後ろのギャップができたり、前と後ろの選手は行けてないとか、そういうギャップがあるのは、一番試合を難しくしたり混乱させるので、やっぱり経験ある選手たちが声を出して、バタバタする時間もあると思うけど、しっかり声を出してまとめていかなければと思います」とベテランとしてチームを引っ張っていくことを誓った。
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