インテルはベティスのMFファビアン・ルイス獲得に向け、日本代表DF長友佑都をトレード要員として提案することを検討している。イタリア紙『トゥット・スポルト』が29日、報じている。
インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は今冬、中盤の補強を要求しており、先週にはバルセロナからMFラフィーニャ・アルカンタラを獲得した。続いてベティスに所属するF・ルイスにも触手を伸ばしている。
F・ルイスはベティスの下部組織出身の21歳。今シーズンはリーガ・エスパニョーラにおいて、これまで17試合に出場、2得点をマークしている。『プレミアムスポーツ』によれば、同選手はインテル移籍に関心を寄せているものの、今シーズン終了までベティスでプレーすることを望んでいる。
現在、選手の違約金は1500万ユーロ(約20億円)とされているが、契約更新後は3000万ユーロ(約40億円)に引き上げられる見込みだ。このためインテルは今冬の取引成立を目指し、全力を尽くしている。
またベティスが興味を示していた長友をトレード要員として提案することで、競合するローマやナポリとの争奪戦を有利に運ぶ上、FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)上の規定も満たす狙いがある。
なおスパレッティ監督は長友について、「同ポジションの選手が何人もいる。私は彼に何も約束できない」と述べ、ロシア・ワールドカップ出場を目指し、出場機会を確保したい長友に理解を見せ、移籍を容認する姿勢を見せている。
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