2017-07-26-inter-cristian-ansaldi(C)Getty Images

長友佑都のライバル、アンサルディがトリノへレンタル移籍…ザッパコスタの後釜に

トリノは31日、インテルからアルゼンチン出身のDFクリスティアン・アンサルディを獲得したことを正式に発表した。

アンサルディは昨夏、ジェノアからインテルへ加入。当時の指揮官ステファノ・ピオリの信頼を受け、リーグ戦21試合に出場するなど、日本代表のDF長友佑都とのポジション争いを優位に進めた。だがシーズン終盤はケガの影響から戦線を離脱。新指揮官ルチアーノ・スパレッティが就任すると、長友が評価を高めていったのに対し、アンサルディは対照的に序列を下げた。また今夏の移籍市場において、インテルがDFダルベルト・エンリケらサイドバック2名を獲得したため余剰戦力となり、退団が予想されていた。

アンサルディには、これまでアタランタやバレンシアなども獲得に興味を示していたが、移籍最終日にチェルシーへの移籍が決定したDFダヴィデ・ザッパコスタの後釜として、トリノ入団が決定。契約は2年間のレンタル移籍で、買い取り義務が付く。

なおアンサルディは「この数時間でトリノや(ウルバーノ)カイロ会長からの信頼を感じることができた。僕に大きなチャンスを与えてくれて感謝している。日々、練習で努力を続け、信頼に対する恩返しをしたい。新しい冒険を始めることができて、とても幸せに感じている。皆、ありがとう」と、意気込みを語っている。

広告