鎌田大地＆A・シウバの連続弾に期待…フランクフルト監督「2人とも明日も決めてくれたら」

【欧州・海外サッカーニュース】フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は、ブレーメン戦に向けて日本代表MF鎌田大地とポルトガル代表FWアンドレ・シウバの活躍に期待しているようだ。

元日本代表MF長谷部誠や現日本代表MF鎌田大地らが所属するフランクフルトは現地時間3日、ブレーメンとアウェーで対戦。アディ・ヒュッター監督は、試合に向けたリモート会見で、リーグ戦2連発の鎌田大地のさらなる活躍に期待を寄せているようだ。

新型コロナウイルスによる中断前に延期となり、代替試合日が今月3日に決まったブンデスリーガ第24節ブレーメン対フランクフルトの一戦。中断明けの2試合は連敗を喫していたフランクフルトはここ2試合1勝1分けと負けなし。対して日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは中断明け初戦こそ落とすも、それからは2勝1分けと復調の兆しを見せている。

ヒュッター監督は、それでも17位と残留争いから抜け出せていないブレーメンについて、「彼らは（以前と比べて）よりコンパクトに守り、パス回しもより上手くやっている。それで安定感を加えた。コロナ中断前とは別の姿を見せている」と警戒心をあらわに。一方、「ブレーメンの方が重圧が大きい。彼らはなんとしても我々に勝たなければならないからね」ともフランクフルトの方がより余裕を持ってこの試合に臨める可能性をも指摘した。

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オーストリア人指揮官はまた、先月26日のフライブルク戦（3－3）で反撃の狼煙を上げる自身ブンデスリーガ初ゴールを記録し、さらにその4日後のヴォルフスブルク戦（2－1）では値千金の決勝弾を挙げた鎌田についても言及。リーグ戦でもついに得点したことについて「彼も結び目が解けたね」と表現すると、「ダイチは今までたくさんの試合で運に見放され、フライブルク戦でも決める前は何度か好機を迎えていた。我々のサッカーのクオリティーを高めてくれている存在なので、先週のゴールは妥当だっただろう」とも続けた。

ヒュッター監督は鎌田と同じくフライブルク戦とヴォルフスブルク戦のそれぞれでゴールをマークしていたA・シウバについてもコメント。「アンドレ・シウバもまた好調だ。2人ともまた明日も決めてくれたら嬉しい」とブレーメン戦での2人の活躍への期待を口にした。