現地時間29日、イングランド・リーグカップ(カラバオカップ)は4回戦が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドに鎌田大地の所属するクリスタル・パレスを迎えた。
リーグ戦4連敗中のリヴァプールは、カップ戦ということもあり心機一転、大胆なターンオーバーを採用。サラー、ファン・ダイクら主力をほぼメンバー外とし、ベンチメンバーをユースで固め、遠藤は3バックの一角としてカラバオカップ3回戦以来となる先発起用を果たした。
一方のクリスタル・パレスは対照的にターンオーバーせず、エンケティアの1トップにピノとサールの2シャドー、鎌田はヒューズとともに中盤の底で起用された。
普段とほぼ変わらないメンバーのクリスタル・パレスが立ち上がりから攻勢に試合を進める中、主力がほぼ不在のリヴァプールは左サイドのエングモアが積極的な仕掛けでクリスタル・パレスゴールへと迫る。
キエーザのスピードとエングモアの個人技が攻め手のリヴァプールに対し、クリスタル・パレスもマテタのような明確なターゲットマンが不在のため、思うようにチャンスが作れない時間が続いた。
試合が動いたのは40分、鎌田がゴール前に縦パスを通すと、受けたムニョスはブロックされる。しかし、このこぼれ球がサールの目の前に転がり、左足でゴール右へと流し込んでクリスタル・パレスが均衡を破った。
さらに45分、鎌田がダイレクトでクサビのパスを通すと、受けたサールがヒールで流してゴール前へ。ピノからのリターンパスをゴール前で受けたサールがゴール右へと沈め、クリスタル・パレスが追加点を挙げた。
鎌田を起点に2点を先行したクリスタル・パレスは後半、エンケティアに代えてマテタを投入。2点を追うリヴァプールだが、ベンチメンバーは20歳前後の若手しかいないため、選手交代に頼らず流れを変えるしかない。
雨が強まる中、62分にサールに代えてデベニーを投入したクリスタル・パレスに対し、リヴァプールは67分にマクアリスター、ロバートソン、モリソンを下げナロ、ラッキー、ゴードンを投入。遠藤はボランチの位置にポジションを上げ、鎌田とマッチアップする場面も。
まずは1点返したいリヴァプールだが、79分にスルーパスに抜け出そうとしたデベニーを倒してしまったナロが決定機阻止で一発退場。ほぼチャンスを作れない展開の中、さらに数的不利となる苦しい状況となった。
2点リードの上に数的優位も得たクリスタル・パレスは余裕のある試合運びでリヴァプールをシャットアウト。逆に88分、ショートカウンターからピノが移籍後初ゴールを決めて勝負あり。クリスタル・パレスが敵地で完封勝ちを収め、カラバオ杯5回戦へと駒を進めた。
■試合結果
リヴァプール 0-3 クリスタル・パレス
■得点者
クリスタル・パレス:サール(40分、45分)、ピノ(88分)




