James Milner, Liverpool, Eden Hazard, ChelseaShaun Botterill

采配的中のチェルシーが追いつく!リヴァプールとの強豪対決はドロー/プレミアリーグ第13節

■プレミア第13節 リヴァプール 1-1 チェルシー

リヴァプール:サラー(65分)
チェルシー:ウィリアン(85分)

現地時間25日、イングランド・プレミアリーグ第13節が行われ、リヴァプールとチェルシーによる強豪同士の一戦は、1-1のドローに終わった。

首位を快走するマンチェスター・シティを追いかける両チームだが、チェルシーは9ポイント、リヴァプールは12ポイント離されており、年末年始の過密日程を前に、これ以上差を開かせるわけにはいかない。

立ち上がりからの攻勢に出たのは、ホームのリヴァプール。テンポのいいパス交換と、ボーを失っても素早く奪い返す切り替えの速さで優位に立つ。しかし、モハメド・サラーやフィリペ・コウチーニョがシュートまで持ち込むものの、肝心のシュートが枠に飛ばない。

一方、全体的に低いラインで受身に回ったチェルシーだが、要所を抑えてリヴァプールに決定機を作らせない。逆にエデン・アザールとアルバロ・モラタを起点としたカウンターで効率よくチャンスを作り出していく。

20分、カウンターから左サイドのアザールがカットインしてシュートを放つも、GKシモン・ミニョレが横っ飛びではじき出す。23分には、アザールの中央突破からスルーパスにダニー・ドリンクウォーターが抜け出すも、勇気を持って飛び出したミニョレがブロック。手数は少ないが、チェルシーのカウンターは確実にリヴァプールゴールを脅かしていた。
互いに譲らず、スコアレスのまま迎えた後半、リヴァプールの圧力が増す。チェルシーは前半ほどアザールが守備に参加しなくなり、モラタとともにカウンターの機会も減ってしまう。

すると65分、ドリブルで仕掛けたコウチーニョがペナルティーエリア手前で横パスを選択。これはティエムエ・バカヨコがインターセプトを試みるも、わずかに触るのが精一杯。若干コースが変わったボールは、アレックス=オックスレイド・チェンバレンがダイレクトでゴール前に送る。これに抜け出したサラーが冷静にゴール右へと決め、攻勢のリヴァプールが先制する。

追いかける立場となったチェルシーは74分、ドリンクウォーターに代えてセスク・ファブレガスを投入。さらにはバカヨコに代えてペドロを投入する。82分には、ダヴィデ・ザッパコスタのクロスをファーサイドでフリーとなっていたマルコス・アロンソがボレーで合わせる。しかし、これはゴール上へと打ち上げてしまう。

直後、ザッパコスタに代えてウィリアンを投入。するとこの采配が的中する。85分、ペナルティーエリア手前中央からドリブルで右に流れたウィリアンが右足で折り返す。このクロスがそのままゴール左へと吸い込まれ、チェルシーが同点に追いつく。

サラーを残して守備を固め、逃げ切りも視野に入れていたリヴァプールは、失点したことでプランが崩れる。再び点を取らなければならなくなったリヴァプールはチェンバレンに代えてサディオ・マネ、コウチーニョに代えてアダム・ララーナを投入し交代枠を使い切る。

アディショナルタイム3分間も含めた残り少ない時間で互いに攻め合ったものの、決勝点は生まれず。1-1のまま勝ち点1を分け合う結果に終わった。

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