2017-05-21-hsv-sakai(C)Getty Images

酒井高徳率いるハンブルガーSV…劇的勝利で1部残留が決定

酒井高徳がキャプテンを務めるハンブルガーSVが最終節、劇的勝利で1部リーグ残留を決めた。

第33節を終えた時点で16位のハンブルガーSVは20日、ブンデスリーガ最終節で15位のヴォルフスブルクと対戦。残留を決めるためには勝利しか許されない状況だった。23分に先制点を奪われるなど苦しい戦いとなったが、相手のミスから32分に得点を奪い同点。試合終了間際の88分にルカ・ヴァルトシュミットが追加点を挙げ2-1の勝利を飾った。年間順位を14位として、1部残留を決めた。なお、酒井高徳はキャプテンとしてフル出場を果たした。

ハンブルガーSVは2016-17シーズン、序盤でつまづいた。開幕5試合での戦績は1分け4敗。未勝利のまま前任のブルーノ・ラッバディアが解任され、マルクス・ギスドル監督が就任した。指揮官交代後もなかなか結果は出ず、第10節を終えた時点で集めた勝ち点はわずか「2」。未勝利が続く中で酒井がキャプテンに就任した。すると、そこから状況は好転し、その後の18試合の成績を9勝4分け5敗として第28節を終えた時点では14位にまで順位を上げていた。しかし、シーズン終盤の大事な時期にまたもや失速。第29節から3連敗を喫すると、その後の2試合では2引き分け、最終節のヴォルフスブルク戦で勝利を収め、土壇場でなんとか入れ替え戦行きを免れた。

ハンブルガーSVはブンデスリーガ創設以来、常に1部リーグに所属している唯一のチームとなっている。

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