28日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・タイ代表戦に向け、トレーニングを行っている日本代表。25日の練習後、DF酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)が記者団の取材に応じた。
23日に行われたアラブ首長国連邦(UAE)戦を「危ないシーンもあったが、全体的にはみんなハードワークをしていたし、チームとしていい戦いだった」と振り返る酒井。「チーム全体的にオマル(・アブドゥルラフマン)1人を注意して見るというのがあった。自分の近くに入った時は、しっかり付こうと。(2016年9月1日に行われた)1試合目でもカウンターで痛い目にあっているんで、その注意とポジションのバランスは気を付けようと思っていました」と説明した。
自身のポジションについては「(ボランチは)ないとは自分で言っていますけど、やらなければいけない時はもちろん準備したい。与えられたポジションでやるのがプロとしての仕事」と言い切った。「右と左でやったり、チームでもボランチとか、いろいろなポジションをやっている。それが自分の1つの強みとして、売りとしているところなんで」と話した。
28日に控えたタイ戦について問われると、「予想しづらい相手。近年、アジアの中でも急成長しているのは内容を見ても分かる。身長はないながらもテクニック、スピードがあって規律も守れる。非常にいいチームだと感じます」と警戒を強める。「彼らもアウェーの日本戦で借りを返したいと思っているだろうし、どういう戦い方をしてくるのか試合に入るまで分からないですけど、日本としてはやりにくい相手。絶対条件としてホームでは負けられないという気持ちは持っているので、いい準備をして試合に向かいたい」と気を引き締めていた。
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