2017-08-30-sakaihiroki.jpg青山知雄

酒井宏樹、豪州戦で勝利の確率を高めるためには…「どの局面でも支配すること」

日本代表は30日、8月31日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 オーストラリア戦に向けた前日練習を、決戦の地・埼玉スタジアム2002にて実施。トレーニング後、マルセイユDF酒井宏樹が31日の試合へ意気込みを語った。

試合の入り方について酒井は「僕らは勝たなきゃいけないって状況ではないですけど、勝てば決まりだし。勝ちたいですけど、そこまでリスクを負って前から攻める必要はない」とリスクを負った攻撃は必要ないと考えているものの、「でもやっぱりホームなので、良いプレーが出れば盛り上がるし、そういう勢いを持ち込んでいきたいです」と勢いをもって試合に臨みたいと話す。

サイドバックを主戦場とする酒井。「相手の左サイドハーフだったり、ウイングバックか分からないですけど、しっかり押し込める状況を作れればいいと思う。逆に(長友)佑都君の方でも押し込めれば、相手のストロングポイントを防ぐこともできますし、どの局面でも支配できれば自ずと僕らが勝てる確率は高くなってくるので、そういうところは非常に大事にしていきたい」と試合のポイントを上げる。

相手のセットプレーに対しては「最後まで相手にやりづらい、ヘディングしづらいような状況を作ることが、ゴールさせない唯一の方法ですし、しっかり相手についてフリーな状況を作らないのが大事だと思います」と競り合いでも万全な対策を取りたい考えだ。

ロシアW杯への出場権獲得が懸かるオーストラリア戦。酒井もこの試合の重要性を理解している。「ホントに大事な試合っていうのは分かっているので、終わった後にみんなで喜べればいいかなと思います」

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