マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、他の名門クラブに加わる可能性もあったようだ。『フランス・フットボール』のインタビューで明かしている。
酒井は昨夏、ブンデスリーガ2部に降格したハノーファーからマルセイユへと移籍。フランスの名門クラブへの移籍は、明確なステップアップだったが、違う地での挑戦もあったようだ。
昨夏、マルセイユ、スコットランドのセルティック、オランダのアヤックスからオファーがあったことを認める酒井は、フランスを新天地に選んだ理由をこのように説明する。
「日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は僕に『マルセイユは良いクラブだが、そこで目立って結果を出すのは難しい』と教えてくれたんです。それはまさに僕が求めていたものでしたね。だから、ここを選んだんです。フランスにいられて、とても幸せですよ」
一方で、セルティックを率いるブレンダン・ロジャース監督は昨夏からチームを引き継いだ。チームの補強最優先ポイントとして挙げられていたのは右サイドバックで、ウェスト・ブロムウィッチからやってきたのはコスタリカ代表DFクリスティアン・ガンボア。しかし、ロジャース監督が最初に希望していたのは酒井だったようだ。結局、ガンボアは期待に応えるプレーを見せられず、今シーズンはいまだ1試合も出場できていない。
セルティックは昨シーズン無敗での3冠を達成し、今シーズンはチャンピオンズリーグに挑戦している。マルセイユはヨーロッパリーグでの戦いを余儀なくされている。
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