2017-11-09-haraguchi.jpgGetty Images

酒井&伊藤所属ハンブルガーSV、原口獲得を検討していた…だがクラブ間交渉に入らず

日本代表DF酒井高徳やFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は、日本人選手をもう1人加えることを検討していたようだ。ドイツ紙『ビルト』によれば、同クラブはヘルタ・ベルリンの原口元気の獲得を考えていたという。

年内ラストマッチとなったボルシア・メンヒェングラットバッハ戦を1-3で落とし、自動降格圏の17位に転落したHSV。クラブ史上初めての2部行きを回避するために、HSVは1月の移籍市場で補強を試みると見られる。

『ビルト』によると、そこでHSVが検討していた新戦力は、ヘルタとの契約が来夏に満了となる原口だったとのことだ。同選手は今月17日のRBライプツィヒ戦には途中出場を果たしたが、それまでは出場停止処分の2試合を含めてリーグ戦8試合でベンチ外という状況が続いていた。

だが、HSV幹部はすでにそんな原口の獲得を見送る決断に至った模様。どうやら補強案の1人に挙がったものの、実際にクラブ間の移籍交渉には向かっていないようだ。

ヘルタのミヒャエル・プレーツSDは先日、原口の状況について「これからどうするかは1月に考えることになるだろう」とも話しており、今冬の放出を示唆していた。今回の報道により原口の状況は他クラブからの注目を集めていることが示されたのかもしれない。

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