日本代表DF酒井高徳やFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は、12日にベルント・ホッラーバッハ監督の解任を発表。今シーズン2回目となる監督交代を決断した。
今年の1月末に前監督のマルクス・ギスドルを解任し、ベルント・ホッラーバッハを後任に招へいしていたHSV。しかし、指揮官交代でも状態は上向かず昨年11月以来勝利から見放されている。
すると、2月にベルント・ホフマン氏が監査役会長に就任すると、クラブはCEOとSD(スポーツディレクター)の更迭を発表。そして今度は、ホッラーバッハ監督にも解任を言い渡すことになった。
ホッラーバッハ監督の下でも3分け4敗と未勝利が続き、17位に沈むHSV。10日にはバイエルン・ミュンヘンに0-6と大敗を喫し、その低調なプレーに各方面から批判が集まっていた。
HSVは現在、残り8試合となったブンデスリーガで入れ替え戦圏内の16位マインツとは7ポイント差と、クラブ史上初の降格が迫っている。
なお、HSVはU-21チームを率いるクリスティアン・ティッツ監督が今シーズン終了まで指揮を執ることも発表。同監督の指導を受けた伊藤は今シーズン前半戦にトップチーム昇格を決め、プロ契約を締結している。


