■ブンデスリーガ第31節 HSV 1-0 フライブルク
HSV:ホルトビー(54分)
ブンデスリーガ第31節が21日に行なわれ、ハンブルガーSV(HSV)とフライブルクが対戦した。
ともに16位、17位と残留を争うクラブ同士の対戦。HSVは酒井高徳、伊藤達哉がそろって先発。しかし、立ち上がりからアウェーのフライブルクが攻め立てる展開に。ビッグチャンスを立て続けに迎えるが、GKユリアン・ポラースベックの好守でHSVは何とか耐え凌ぐ。
一方、HSVの攻撃の先鋒となったのは左サイドに陣取った伊藤。スピード溢れるドリブルで好機を作り出そうと奮闘する。
前半は劣勢に終わったHSVだが、後半に入ってついに待望の先制弾を手にする。クロスのこぼれ球を拾ったルイス・ホルトビーが絶妙なタッチでDF2人をかわすと、足先でゴールへと突き刺し、貴重なゴールをもたらす。
その後もHSVはチャンスを作っていくと、70分にはフライブルクに退場者が出てしまう。数的優位に立ったHSVは、チャンスを決めきれないながらも、1点のリードを守りきって90分間を終了。勝ち点3を手にした。
HSVは勝ち点を25に伸ばし、残り3試合で勝ち点30のフライブルク、ヴォルフスブルク、マインツ(暫定)を追う。依然として厳しい状況だが、何とか入れ替え戦に回るため、全力を尽くすこととなる。




