チャンピオンズリーグ(CL)は18日にグループリーグの第1節が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とレアル・マドリーが対戦した。『Goal』ではこの一戦をフォーカスマッチとし、選手採点を実施した。
グループAの行方を左右する大一番。PSGはネイマールやキリアン・ムバッペ、レアル・マドリーはルカ・モドリッチやセルヒオ・ラモスを欠くなど、互いに主力を欠いた中で激突した。試合は、立ち上がりからホームのPSGが主導権を握ると、14分にアンヘル・ディ・マリアが先制点を奪う。ディ・マリアは33分にも2点目を奪い、後半アディショナルタイムにはトーマス・ムニエがダメ押しの3点目。相手に枠内シュートを1本も許さず、3-0で完勝を収めた。
この試合、『Goal』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場20分以上の選手が対象
■PSG採点
(C)GoalGKケイロール・ナバス【3.5】
枠内シュートを1本も許さなかったため、仕事はほぼなし。ビルドアップ時も落ち着いていた。
DFトーマス・ムニエ【4.0】
両チーム最多11回のポゼッション回復を記録。後半アディショナルタイムには自陣でのインターセプトからそのまま敵陣まで突入し、ダメ押しゴールを奪った。
DFチアゴ・シウバ【4.0】
さすがの安定感で、相手にチャンスを作らせず。好調ベンゼマにも落ち着いた対応を見せた。パス成功率は両チーム最高となる「96%」を記録。縦に鋭いパスをつけ、チームの起点となった。
DFプレスネル・キンペンベ【4.0】
相手にプレッシャーをかけられてボールを失う場面が1度あったものの、最後方で的確にパスを散らした。敵陣に27本のパスを送り、成功率は驚異の「100%」。
DFフアン・ベルナト【4.5】
守備では対面したギャレス・ベイルを放してしまう場面もあったが、機を逃さないオーバーラップから2アシストを記録。左サイドを支配した。
MFイドリサ・ゲイェ【4.5】
この日も中盤で汗をかき、チーム最多タックル(4)に最多インターセプト(2)を記録。敵陣で失っても彼がセカンドボールを回収してくれるため、PSGは押し込み続けることができた。2点目のシーンでは、素晴らしいワンツーでアシストを提供。ラストパスもチーム最多(3)を記録した。
MFマルキーニョス【4.5】
本職はCBであるはずだが、この試合でも世界屈指のアンカーであることを証明してみせた。ゲイェとともに中盤を引き締め、ヴェッラッティの自由な攻撃参加を可能にしていた。アザールとのデュエルでも完璧な対応で勝利。その際に負傷して交代となってしまったが、出色の出来。
→アンデル・エレーラ【3.0】
マルキーニョスの負傷で急遽出場となったが、苦もなく試合に入り、リズムを崩すことはなかった。
MFマルコ・ヴェッラッティ【4.5】
この日も圧巻のパフォーマンス。中盤を自由に動きながら起点となり続け、パス本数(98)、敵陣パス数(58)、タッチ数(115)は両チーム最高を記録。チームの“心臓”として、中盤を支配し続けた。
FWパブロ・サラビア【3.0】
巧みなポジショニングで対面したメンディを惑わした。最高のプレーを披露したチームの中では、やや物足りないパフォーマンス。
→アブドゥ・ディアロ【-】
FWマウロ・イカルディ【3.0】
最前線に入り、懸命なポストプレーで先制点に絡む。シュートは1本に終わったが、その1本もしっかりと枠内に飛ばした。60分に交代。
→エリック・マキシム・シュポ=モティング【3.0】
左サイドに入り、カルバハルを監視。安定したプレー。
FWアンヘル・ディ・マリア【5.0】☆Goal選出マン・オブ・ザ・マッチ
傑出したパフォーマンスでチームをけん引。2本のシュートで見事な2ゴールを挙げた。またゴール以外の場面でも幾多の決定機を作り、トゥヘル監督に「彼の左足は並外れている」と言わしめた。文句なしのMOM。
監督:トーマス・トゥヘル【4.5】
ネイマール、ムバッペ、カバーニを欠く苦しい中での大一番だったが、レアル・マドリーに何もさせず。マルキーニョスの中盤起用はまたも大当たりで、ビルドアップ、ファイナルサードでの崩しも完全に相手を上回った。
■レアル・マドリー採点
(C)GoalGKティボー・クルトワ【2.0】
1点目のシーンでは「クロスを予想していた」と試合後に語っていたが、彼レベルのGKであれば防ぎたいところだった。
DFダニ・カルバハル【2.5】
ディ・マリア&ベルナトに終始苦しんだ。攻撃参加時にはチーム最多3本のラストパスを記録したが、なかなか自由を得ることはできなかった。
DFラファエル・ヴァラン【1.5】
ミリトンとコンビを組んだが、距離を空けてしまうなど連携不足を露呈。軽率な対応が目立った。
DFエデル・ミリトン【1.5】
ヴァランとのコンビは終始不安定で、苦しい戦いに。セルヒオ・ラモスの不在を感じさせるパフォーマンス。
DFフェルランド・メンディ【1.5】
負傷したマルセロの代わりにピッチへ立ったが、常に後手の対応に。攻撃にも参加できず。
MFトニ・クロース【2.5】
パス本数(89)、パス成功率(93.3%)、敵陣パス本数(43)、タッチ数(102)でチーム最多。うまくいかない状況の中で、ビルドアップの中心となった。しかし、守備面では周囲を度々使われ、苦しい試合に。
MFカゼミロ【3.0】
中盤の底で献身的に動き、チーム最多のタックル数(5)とポゼッション回復(9)を記録。2失点目のシーンでは、マルキーニョスを潰しきれず。
MFハメス・ロドリゲス【1.5】
先発の機会を得たものの、ゲイェに監視され続け、攻撃面で違いを作れず。ほぼ何もさせてもらえないまま、70分に途中交代。
→FWルカ・ヨヴィッチ【2.0】
2点を追う状況でゴールを期待されたが、チーム全体が苦しむ中でボールを受けられず。
FWギャレス・ベイル【2.0】
抜群のコントロールから巧みなループシュートでネットを揺らしたものの、ビデオ判定の結果無効に。前半終了間際にも強烈なシュートでPSG守備陣を脅かしたが、それ以外の場面では存在感を発揮できず。79分に交代。
→FWヴィニシウス・ジュニオール【-】
FWカリム・ベンゼマ【2.5】
コンディションの良さは伺わせ、ネットを揺らしたがオフサイドの判定で無効に。最前線で起点を作ろうと奮起したが、T・シウバを攻略できず。
FWエデン・アザール【2.5】
レアル・マドリーでの初先発を飾り、前半には鋭いシュートを放つなど、徐々にトップフォームに近づいていることを示した。しかし周囲との連携はまだまだであり、守備時には穴に。70分に交代。
→FWルーカス・バスケス【2.5】
途中出場で流れを変えることを期待されたが、目立ったプレーはできず。
監督:ジネディーヌ・ジダン【1.5】
ケガ人続出で主将も欠場と厳しい台所事情を強いられたが、それは相手も同じ。終始PSGに圧倒され、具体的な対抗策も示すことができなかった。70分から4-4-2に変更するも、中盤のスペースを広げ、ビルドアップ時には人数が少なくなるなど、メリットは感じられなかった。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です





