プレミアリーグ第16節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが7日にエティハド・スタジアムで開催され、1-2でユナイテッドが勝利した。
3位のマン・Cと6位のユナイテッドによる今季初のマンチェスター・ダービー。試合は23分、マーカス・ラッシュフォードが自ら得たPKを沈めてユナイテッドが先行する。さらにカウンターで相手を脅かし続けるユナイテッドは29分にダニエル・ジェームズとの連係からアントニー・マルシャルが追加点。後半はマン・Cが押し込んだが、CKからのニコラス・オタメンディのヘディング弾のみに反撃を抑えたユナイテッドがダービーに勝利した。
この試合、『Goal』による選手採点は以下のとおり。※5点満点。平均点は【3.0】。出場20分以上の選手が対象
■マンチェスター・C選手採点
GKエデルソン【3.0】
ニアを抜かれた2点目を含め2失点も、前半にマルシャルのシュートなど3つの好セーブ
DFカイル・ウォーカー【4.0】
さすがの運動能力を活かした守備。最終ラインで最も安定していた
DFジョン・ストーンズ【2.5】
大きく崩れてはいないが、スピード豊かな攻撃陣を前に後手の対応が続く。後半に負傷交代
⇒DFニコラス・オタメンディ【4.0】
急きょの出場ながらうまく試合に入る。力強いヘディングでゴールを記録した
DFフェルナンジーニョ【3.0】
いつも通りソリッドな守備と迅速なカバーリングを見せる。できる仕事をした
DFアンヘリーニョ【2.0】
最終ラインで最も守備が弱く、相手に狙われた。軽いプレーが散見され、完全に穴に
MFロドリ【3.0】
攻撃面で推進力発揮も、スピードある相手攻撃陣、さらにカウンターを受けやすい展開面で恵まれず、特に前半はフィルターになれなかった
⇒MFイルカイ・ギュンドアン【-】
MFダビド・シルバ【3.0】
要所でさすがの上手さを見せるもラストプレーで精度を欠く。本調子ではなかった
MFケヴィン・デ・ブライネ【3.5】
かなり警戒されていたが、それでもさすがのクロスやスルーパスで好機を演出
FWベルナルド・シウバ【2.5】
厳しいチャレンジによりPKを献上してしまう。攻撃面でもショーに抑えられた
⇒FWリヤド・マフレズ【3.5】
変化をつけ、CKからオタメンディのゴールをアシスト
FWガブリエウ・ジェズス【2.5】
比較がアグエロになるのが酷だが、決定力やポストワーク、強引さの部分で物足りず
FWラヒーム・スターリング【3.0】
鋭い仕掛けを見せてワン＝ビサカと好勝負。だが決定的な仕事はできなかった
監督：ジョゼップ・グアルディオラ【2.5】
攻撃面ではアグエロ不在、守備面では左サイドバックの人員と質不足が顕著に。早くも昨季に並ぶ4敗目で、3連覇はかなり厳しく
■マンチェスター・ユナイテッド選手採点
GKダビド・デ・ヘア【3.5】
安定感抜群のゴールキーピング。終盤にマフレズの決定的なシュートをビッグセーブ
DFアーロン・ワン＝ビサカ【4.5】☆Goal選出マン・オブ・ザ・マッチ
スターリングに2度抜かれる場面があったが、“スパイダーマン”はここでも一人でサイドに壁を張る圧倒的な守備力を披露
DFビクトル・リンデロフ【3.5】
ボックス内、水際での好対応が光った。後半序盤に1点もののブロックがあったが軽率ミスも1度
DFハリー・マグワイア【4.0】
フィジカルの強さでもって相手攻撃陣を圧殺。出足鋭く、よく起点を潰し、最終ラインも統率
DFルーク・ショー【4.0】
試合を通じて集中力を維持し、ベルナルド・シウバを封殺。DFとしてほぼ完璧と言えるパフォーマンス
⇒MFアシュリー・ヤング【-】
MFスコット・マクトミネイ【4.0】
無理なチャレンジは控えてバランスを考えたプレーぶり。バイタルの危険なスペースを埋めた
MFフレッジ【4.5】
加入以降、前節から最高潮のコンディション。攻撃に絡みつつ、デ・ブライネに好対応。プレミアのスピードにも慣れて真骨頂を発揮
MFジェシー・リンガード【3.5】
ここにきて調子を上げており、相手のギャップに立つポジショニングでアクセントに。よく走り、守備でも貢献
⇒DFアクセル・トゥアンゼベ【-】
MFダニエル・ジェームズ【4.0】
抜群の推進力はそのままに、つなぎの部分など一つ一つのプレー精度と質が上がっている。アシストも記録
FWマーカス・ラッシュフォード【4.5】
鋭い仕掛けからPKを獲得し、冷静に沈めて今季10得点目。一皮むけた感のある好調ぶり
FWアントニー・マルシャル【4.0】
狭いエリアながらも左足でニアを抜く鋭いフィニッシュでゴール。ポストプレーも良かった
⇒MFアンドレアス・ペレイラ【-】
監督：オーレ・グンナー・スールシャール【4.0】
開幕節のチェルシー戦と同様にカウンターで決める。CL未出場もあってローテーションできており、個々の調子が上がっている点も今後に向けて好材料
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
