「適応に時間がかかるのは普通。でも次の試合では…」サラゴサ指揮官が香川真司へ大きな期待

サラゴサのヴィクトル・フェルナンデス監督は、日本代表MF香川真司への期待を口にしている。

今夏にドルトムントからセグンダ・ディヴィシオン（スペイン2部）のサラゴサに活躍の場を移した香川。すると、25日のポンフェラディーナ戦で待望の移籍後初ゴールとなる先制点をチームにもたらす。しかし、73分にはベンチに下っており、チームも1-1のドローに終わったため、同選手に対して期待とともに不安の声も上がっている。

そんな中、30日のホームでのエルチェ戦を前に会見に臨んだフェルナンデス監督は、香川について「2カ月と長い間、試合をしていなかったから、調子が上がらないのはいたって普通のことだ」と日本代表MFを擁護し、これから徐々にコンディションが改善することを強調した。

「ドルトムントでは将来に不安を抱えながらサブとしてトレーニングを積んでいた。トレーニングと実際の試合とでは全くの別物だ。それに、新しい国、異なる文化、異なるスケジュール、ドイツやトルコとは異なるトレーニング、これらに慣れるには時間が掛かるし、簡単ではない」

「しかし、時間をかけて彼のコンディションが良くなると確信している。彼にはコンディション不良により隠れてしまっている素晴らしいクオリティがある。だから、彼は明日、とても良い試合にしてくれるだろう。それに、加入から数週間が経ったことで、チームメイトやチームへの理解が一気に進むはずだ」

ラ・リーガ