20191209_Wataru Endo(C)Getty Images

遠藤航、起用されなかった加入後3カ月間を振り返る…支えてくれたのは元ドイツ代表FW

日本代表MF遠藤航がドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じ、ブンデスリーガ2部シュトゥットガルトで出場機会が与えられなかった最初の数カ月間を振り返った。

遠藤は昨夏にベルギーのシント=トロイデンから買い取りオプション付きのレンタルでシュトゥットガルトに加入。しかし、ティム・ワルター前監督の下では移籍がシーズン開始後にもつれ込んだことや代表ウィークによる離脱などが影響し、ベンチを温める状況が続いた。新天地デビューを迎えたのは昨年11月の第12節ディナモ・ドレスデン戦、第14節カールスルーエとのダービーマッチでようやく初のスタメン。そこからボランチとしてすべての公式戦にフル出場している。

そんな遠藤だが、シュトゥットガルトでの最初の3カ月間について「もちろんあの時は辛かったです」と当時の心境に言及。しかし、「諦めることは考えにありませんでした。絶対にチャンスが訪れると信じていましたし、自分の力を信じ続けました」と前向きにアピールし続けていた。

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そんななか、支えてくれたチームメイトは元ドイツ代表FWのマリオ・ゴメスだったようだ。「マリオとはドレッシングルームでロッカーが隣同士ですが、何度か『君の時期がやって来る』と話しかけてくれて、とても元気づけられました」と明かした。

一方、178センチとドイツのサッカーでは長身ではない遠藤だが、その空中戦の強さには周囲も驚かされた模様。自身のヘディング能力について「タイミングが一番重要です。それにジャンプ力が結構あります。身につけるためにたくさんの練習を積み重ねてきました」とも説明し、アイドルに元スペイン代表DFカルラス・プジョルや元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルと身長が自身とあまり変わらない選手たちを挙げている。

また、今冬にはホッフェンハイムでアシスタントを務めていたペレグリーノ・マタラッツォ氏を新監督に招へいしたシュトゥットガルトだが、監督交代は遠藤の起用法にも多少の影響を及ぼすかもしれない。遠藤は、3バックの導入を考える新監督とのやり取りについて「センターバックでプレーする自信はあるか聞かれ、『もちろんです。まったく問題ありません』と答えましたよ」とも明かしている。

なおシュトゥットガルトでは家族とともの生活を送る4児の父だが、インタビューではもっと多くの子供を希望している考えをうかがわせつつ、「妻は今はそうではないようで(笑)」と返答。いずれにせよ「シュトゥットガルトには大きな日本人のコミュニティーがあるし、美味しい和食レストランもあります」とピッチ外でも新たな環境に馴染んでいる様子を示している。

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