日本代表MF遠藤航は完全移籍でこのままシュトゥットガルトに留まる見通しのようだ。
現地時間8日、ブンデスリーガ2部シュトゥットガルトvsエルツゲビルゲ・アウエでは3－0でホームのシュトゥットガルトが勝利を収めた。遠藤航は3バックの左で先発し、フル出場でチームの完封勝利に貢献している。
アウエ戦終了後、スポーツディレクター（SD）のスヴェン・ミスリンタート氏が遠藤について、買い取りオプションを行使すると明言した。
「プレーヤーとしても、人としても、ものすごく貴重な存在だ。物静かだが彼はリーダーの一人でもある」
記者から今後の契約形態、買い取りオプション行使について問われると「ワタルの契約はもちろんその権利を行使するつもりだ。それをしないのは愚かなこと」だと述べている。
今シーズン、シント＝トロイデンから1年間のレンタルでシュトゥットガルトに加わった遠藤。前半戦は出場機会に恵まれていなかったが、昨年11月の第14節カールスルーエ戦以来、リーグ戦では8試合連続でフル出場を続けている。
これまでは本職のアンカーでプレーしていたが、アウエ戦ではセンターバックもこなすなど、ドイツでマルチロールな面を見せている遠藤。買い取りでの残留は確実と見られ、来季以降もシュトゥットガルトでプレーすることになりそうだ。現在2部3位で1部昇格を目指しているシュトゥットガルトだが、遠藤航がチームをドイツ1部昇格に導くことができるのかという点でも、同チームの今季後半戦は大きな注目ポイントとなりそうだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
