ブンデスリーガ2部シュトゥットガルトは日本代表MF遠藤航の買い取りを決断したようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。
遠藤は昨夏にベルギーのシント=トロイデンから買い取りオプション付きのレンタルでシュトゥットガルトに加入。ティム・ワルター前監督の下では移籍がシーズン開始後にもつれ込んだことや代表ウィークによる離脱の影響などでベンチを温める状況が続き、ようやく新天地デビューを迎えたのは昨年11月末の第12節ディナモ・ドレスデン戦で、初の先発出場は第14節カールスルーエ戦。だが、そこからすべての公式戦にボランチとしてフル出場している。
そして、シュトゥットガルトはそんな遠藤の完全移籍移行に迫っているとのこと。同クラブでの「彼の時間はまだまだエンド(ウ)を迎えない!」と伝える『ビルト』は、すでに内部では買い取りオプションの行使が決定済みとなっていると報道。また、シント=トロイデンには150万ユーロ(約1億8000万円)の違約金が支払われ、1部昇格時にはボーナスが付け足されるとも伝えられている。
なお同紙によると、「彼はセントラルMFや守備的MF、守備ラインの中央やサイドで起用が可能でシュトゥットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ新監督の構想にしっかりフィットしている」という。ホッフェンハイムのアシスタントを新監督に迎えたシュトゥットガルトだが、遠藤は監督交代後もレギュラーメンバーの1人としてプレーすると予想されているようだ。
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