2019-11-25-wataru-endo(C)Getty Images

遠藤航が先発デビューで叩き出した圧巻のスタッツ…獲得担当のシュトゥットガルトSDも鼻高々

日本代表MFの遠藤航が24日についにブンデスリーガ2部シュトゥットガルトで、公式戦初の先発出場を果たしている。カールスルーエとのダービーマッチで先発デビューを迎え、圧倒的な対人戦の強さを披露した。

遠藤は今夏の移籍市場、8月中旬とすでに2部での開幕を迎えていたタイミングで、買い取りオプション付きのレンタルでベルギーのシント=トロイデンから加入。しかし、夏に就任したティム・ワルター監督の下では今月3日に行われた第12節ディナモ・ドレスデン戦(3-1)終盤の5分間しか出場せず。先日、同監督は「代表ウィークを迎える度に彼は旅に出るからね」と9月、10月、そして11月にもチームから離脱していたことを同選手の出場機会の少なさの理由に挙げていた。

だが指揮官はここに来て、今月のインターナショナルウィークではカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦にしか出場していなかった遠藤を大事なダービーに先発起用。3-0と勝利を収めたこのホームマッチで、背番号「3」はボランチの位置で好パフォーマンスを披露し、地元メディア『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』では最高タイの「2」を付けられ、「シュトゥットガルトイレブンのなかではベストプレーヤーだった」とも記されると、『キッカー』でも「2.5」とチームトップタイの評価を得ている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

リーグ公式サイト『Bundesliga.com』や分析サイト『Whoscored』が掲載する個人スタッツを見れば、ゴールには絡まなかった遠藤のパフォーマンスが、現地メディアに称賛された理由が一目瞭然となる。同選手は、この試合でデュエルを33回制し、両チーム2位のゴンサロ・カストロ(18本)や3位タイのマーク=オリバー・ケンプフらを大きく突き放す数字を記録していた。さらに『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』の寸評では、空中戦の強さに関して「ポジティブなサプライズ」と紹介。178センチとドイツでは決して長身ではないにも関わらず17勝1敗とチーム2位で、186センチCBのケンプフの記録(6勝1敗)を大きく上回る成績を叩き出している。

ワルター監督は試合後の記者会見では選手それぞれのパフォーマンスこそには言及しなかったものの、「守らなければいけない局面ですべてを守り切った」とチームの守備の姿勢を称賛。一方、遠藤の獲得を担当したクラブのスヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)は、そのプレーについて「良い試合をしてくれた。日本代表の選手なのだから、(ダービー独特の)雰囲気やプレッシャーに臆することはなく、どんな状況でもパフォーマンスを出すことに慣れている」と語ると、「彼をだてに獲得したのではない」と満足気に続けている。

『キッカー』のマッチレポートでは「この日本人選手はデュエルとヘディングでの強さを示した6番(ボランチ)としてスタメンに値するプレーを見せ、ビルドアップでもアクセントを加えた」と記された遠藤。「彼のパフォーマンスは今後の出場に向けた良いアピールとなっただろう」と、これからはコンスタントな出場機会が与えられることが濃厚と見られているようだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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