ドルトムントに所属するアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチが『ESPN』のインタビューに応じている。
マンチェスター・ユナイテッドのファンである19歳のアメリカ代表MFは、ビッグクラブからの興味に喜びつつも、現実的な姿勢を見せている。
「僕は子供の頃からユナイテッドのファンだし、彼らが僕を評価してくれるなんて本当に名誉なことだよ。プレミアリーグは世界最高峰のリーグだし、チャンスがあればもちろんプレーしてみたいね」
プリシッチにはマンチェスター・ユナイテッドだけでなく、バルセロナ、バイエルン、リヴァプールなどのビッグクラブが熱視線を送っている。しかし、19歳のアメリカ代表MFはドルトムントでのプレーに集中している。
「ビッグクラブからの関心はうれしいけど、今はドルトムントと契約を結んでいる。レギュラー争いも激しいし、周囲の状況を気にしてる場合じゃないよ」
所属先のドルトムントは、冬のマーケットでチーム得点王だったピエール=エメリク・オーバメヤンをアーセナルへ放出している。自身もバイエルンへの移籍が取り沙汰されたプリシッチだが、本人もチームも、現在は落ち着きを取り戻しているようだ。
「毎日のように様々なメディアが移籍について報道していたね。僕たちは慌ただしい数カ月を過ごしたけど、それはもう過去のことだ。今は自分の仕事に集中しているよ」
プリシッチは2015年にドルトムントのユースに加入すると、徐々に頭角を現してトップチームに昇格し、現在は左サイドのレギュラーとしてプレーしている。


