2017-08-31-korea(C)Getty Images

運命の一戦に臨む韓国、現地記者の考えるキーマンはファン批判の主将?

残り1試合となった2018FIFAワールドカップ・アジア最終予選。グループAで2位につける韓国は、最終節で勝ち点2差の4位ウズベキスタンとの試合に臨む。この重要な一戦に向け、『Goal』韓国版の記者を務めるマーク・ソー氏にキープレイヤーを挙げてもらった。

アジア最終予選は、各グループの上位2カ国がW杯出場権を獲得する。3位に入ったチームはグループBの3位と対戦し、勝利すれば北中米カリブ海予選4位チームとのプレーオフに回ることになる。

勝ち点14で自動出場圏内の2位に入る韓国だが、同12のシリアとウズベキスタンが2ポイント差に迫っている。そのため、ウズベキスタン戦で引き分け以下に終わると、他試合の結果次第ではロシアへの切符を逃してしまう可能性がある。

その重要な一戦を前に、ソー氏はカギを握る選手として、主将のDFキム・ヨングォンを挙げた。

「彼はイラン戦後に『ファンがとてもうるさかったので、うまくコミュニケーションが取れなかった』と発言した。これが批判のメインテーマになっている。ファンは激怒している。しかし、彼はキャプテンでありディフェンスの要だ。良いパフォーマンスが求められており、批判に打ち勝つ必要がある」

また、これまでウズベキスタンを相手に3ゴールを挙げるFWク・ジャチョルは、「とても重要な試合」と気を引き締めている。

「過去の結果を信じるすぎるのは危険だ。とても重要な試合になる。良かった記憶をどれだけ生かせるかが重要になる。万全な守備を維持しながら、攻撃戦術を準備している。それをウズベキスタン戦で見せたい」

ソー氏は、攻守の要の選手がいかに良いプレーができるかが、8大会連続W杯本戦出場を目指す韓国にとって重要なポイントになるとの見解を示している。運命の一戦は9月5日の深夜24時、ウズベキスタンのホームで行われる。

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