連覇狙うドイツ、4ゴールと攻撃陣がまたも爆発で決勝へ／U-21EURO

U-21EURO（欧州選手権）準決勝が27日に行われ、ドイツとルーマニアが対戦した。

すでに来年の東京五輪出場を決めている両国。今大会は3試合で10ゴールと、攻撃陣が好調なドイツはここでも強さを見せる。

21分、ドイツが幸先よく先制点を奪う。カウンターからナディエム・アミリが強烈な右足のシュートを突き刺し、ネットを揺らした。それでも、フランスを抑えてグループステージ首位通過を果たしたルーマニアが意地を見せる。

26分にPKで同点に追いつくと、前半終了間際にゲオルゲ・プスカシュが見事なヘディングで再びゴールを陥れ、ルーマニアが逆転する。

しかし、後半にドイツが猛攻を仕掛ける。51分にルカ・ヴァルトシュミットがPKを沈めると、試合終了間際にFKからポストに当たりながら吸い込まれるスーパーゴールをねじ込み、再逆転。さらにアディショナルタイムには、アミリのFK弾でダメ押し弾も挙げ、ドイツが4-2で勝利を飾った。

EURO連覇を狙うドイツは、スペインとフランスの勝者と30日に決勝で対戦する。