2日のリーガ・エスパニョーラ第12節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのベティス戦をスコアレスドローで終えた。この試合で招集外となっていたMFガレス・ベイル、MFハメス・ロドリゲスの振る舞いが大きな話題となっている。スペイン『マルカ』や『EFE』が伝えた。
ベイルはウェールズ代表戦の負傷、ハメスはジネディーヌ・ジダン監督の意向によって、このベティス戦の招集リストに含まれず、ベルナベウの一角で試合を観戦していた。が、彼らは試合の行方がどうなるのか分からない状況でスタジアムから去ったようだ。
試合は後半アディショナルタイム含めて96分まで続いたが、ベイルは84分、ハメスは86分に車でベルナベウを後にした模様。なおベイルはリーガ前節レガネス戦（5-0）でも試合終了前に帰路についており、2試合連続のこととなった。
『マルカ』によれば、レアル・マドリーはベルナベウの全面改修の工事が始まった関係もあり、渋滞を避けることも踏まえて80分以降であれば同スタジアムから去ることを許可しているという。ただ自チームの勝敗を最後まで見守らず、試合後にチームメートを労わず、というのは連帯感の欠如を感じさせるものでもある。
両選手との関係が決して良好ではないと噂されるジダン監督は、試合後会見で次のように話している。
「何でもないことだ。2選手は試合前にほかの選手たちに激励を送っていた。それこそが最も重要なことなんだよ」
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
